- 高円寺にあるRiskさんのウィークリートーナメントに参加しました;結果は2回戦敗退でした
東京にcats and dogsの豪雨が降って,ホームのある池袋の地下街が浸水した日,僕は自転車に乗って,池袋に向かいました(←バカ)…とTwitterに書き込むと,あるお方から,
リスクのウィークリーこいや!
という高田延彦総統バリのお誘いを頂いたので,自転車で池袋まで行ってキューを取り,わざわざ自宅近くのRiskさんに電車を乗り継いで向かうというドMなことをやりました(もうこの時点で勝てない感がムンムン).
さいきん,自分自身はまったくうまくなっていないのに,立場が変わったという理由だけでA級に上げていた僕にとっては,
Aクラス,デビュー戦
でした.そこそこ入れるB級からいきなりA級になったので「優勝したい」はおろか「勝ちたい」とも思っていませんでした.それでも,まあA級っぽい球が撞けたらなあぐらいでした.つまり,欲がない感じ?(←勝負に向かない典型)
山手線,東西線,総武線を乗り継いで高円寺のRiskさんまで辿りついたところまでは良かったのですが,
初めてのお店
初めてのA級ハンデ
酔っぱっぴー
の役満のトーナメントでした(笑)
ちなみに,Little Wingのラシャは青色なのに対してRiskさん他ほとんどのお店は緑色ですね.
「舐めてんのか?」と言われるのも至極もっともなのですが,
飲まなきゃチビッちゃう
のが実際のところでしたね(笑)
試合のほうは,1回戦がCクラスの方で,自分のシュートミスが1回しかなかったのと,ポジションがほとんどビタビタだったのとセーフティやアンドセーフティがことごとく決まったのとでほとんど理想的な形で勝ちました.
Aクラス,白星スタートや
と思ったのと同時に,
もう,やることやったな.Mission Complete!!
と思いました(←バカ).
2回戦はBクラスの方で,1回戦の好印象を継続しつつ4マス目までは配置は難しかったなりにまあまあの出来でした…
あの死ぬほど練習した土手の9番をトバすまでは
雑誌「月刊ビリヤードCUE'S」に連載記事「隼斗's STYLE」という記事があるのですが,今月号がたまたま土手撞きのドリルだったのです.ご他聞に漏れず,ワタクシも土手撞きは好きではありませんので,今月はほとんどその土手撞きの練習をしていたわけでございます.
土手撞きの練習をやりこみ,標準的なA級の土手シュート力が付いたので,
むしろ土手にポジションするまである
とか思ってたんですが,雑誌で言えば1番カンタンな「1」の配置の9番をダダドソッポにトバしました.
練習に練習を積んだ土手撞きの,それも最もカンタンな配置をダダドソッポにトバしたことで,メンタルがおかしくなる以前に
え? え? … え?
という軽い混乱に陥って,あとはもうバラバラでした.
2回戦負けなので終電に間に合って,ホームのLittle Wingでも土手の練習やったんだけど,全部入りましたよ.いや,試合ではなにが起こるか分からないことは承知していましたが,散々練習した配置は入れきらないと.
試合中に混乱するのはその場限りですからどうでもいいっちゃいいんですが,日頃の練習の仕方だとか,果てはフォームの修正だとかで気が散ってしまいますしね.そうすると暫らくぶっ壊れたままになっちゃいますから.
自己分析では,薄くトバす傾向があるのを知っていたので,トバしたときにシブく残るように,あるいは,先球がバンクで入ってくれるように,強めの加減で撞こうと,MajiでTsuiちゃう0.05秒前に思ったのがいけなかったですね.インパクトのタイミングというか,実際に撞くときのキュースピードが素振りよりもメチャクチャ速かった気がします.
もちろん,長らくダシイチだった僕なので,ポジションは丁寧に出すのですが,「シュート力が持ち味!」と自己暗示している僕にとって,あのミスはちょっと立て直せないかな.
Riskさんは試合にセルフラックを取り入れてくれている先進的なお店です(エースはナシ)! ラックシートも当然のようにあったので,強く割る必要はまったくなく,僕もブレイクは6~7割ぐらいに押えて,8回中5回ビタビタ,同じ配置を同じようにとれて非常にラクでした.面白いか面白くないかって言われると返答に困るのですが,試合で勝つためにラックの位置を決めるのは有力な戦術だと思いますー.
[補遺]
Aクラスの初戦突破のお祝いにホームのMオーナーがビールをおごってくれました.gdgdしてたら朝になって,朝食までご馳走になったあと,「清水くんはこれから練習してどんどん上手くなるだろうけど,(負けたら,その相手を)ぶっ殺す! ぐらいのテンションじゃなきゃ,強いプレイヤーにはなれないよ」と言われました.確かにそうなんだろうとは思うのですが,9ボールにしても10ボールにしても「Race to X」っていう表記がなされるじゃないですか! 僕は「ぶっ殺す!」とかは一回も思ったことも考えたこともなくて,要は相手があまり介在しない「競争」だと思ってたのですが,ちょっと意識改革をしないといけないかもしれませんねェ.
もともと,あまり好戦的な性格じゃないので,知人や女性と当たるとアベレージがあまり好くないのも解っています.