ラオスからゾウをご寄贈いただけることになるまで３年の月日を経て、昨年１１月に京都市へやって来てきた４頭の子ゾウ(名前募集中です)。
とても仲良く、新しくできた施設で走り回っていました。「え？そんなに早く走れるの？」と言うくらいに軽快に追いかけっこして遊んでいるようでした。
本来ゾウは、メスは群れで、オスは単独で生活するそうです。そういった本来の姿を見ることができるような放飼場にし、水浴びのプールも浅いところ深いところがあり、より自然と似た環境で、複数頭で一緒に水浴びができるようにしました。また、ゾウを真近に見たり触れ合うこともできます。
本当に楽しく多くのことを感じていただけるエリアに生まれ変わりました。
ゾウが飼育されている動物園は日本では少なく、京都市動物園で京都大学と連携しながら繁殖の研究を行って行きます。
今日だけゾウの寝室などの普段入れない場所に入らせてもらいました。
日頃どのように飼育員さんが飼育しているのか、賢いゾウがどんどん知恵をつけていたずらをするので、その対策をどのようにされているのかなど、裏側を見せていただきながらゾウのことを色々教えていただきました。
例えば、長い鼻を使って寝室の鍵を開けてしまうらしく、鼻が出ないような隙間にしたり・・・。
新設されたエリア内には、ラオスから飛行機に乗ってきた時に使用した本物の輸送箱もあります。以前は、美都ちゃんが１頭だけ。
以前の放飼場とは全然違いますね(写真ラスト、2年ほど前に撮影)。
まだ美都ちゃんは新しい環境に慣れていなくて、寝室で遊んでました。
まだ整備途中の京都市動物園ですが、新しくなった「ゾウの森」にぜひお越し下さい。
