みなさん、こんにちは。
4月は、生殖医療チームが担当いたします。
培養室では
患者様の大切な卵と精子を
大切にお預かりしています。
患者様のお腹に帰るまでの間
体内に少しでも近い環境にしてあげる事が
生殖医療チームの任務です。
その為
卵を扱うときの培養室の照明は
できる限り暗くします。
採卵や移植の時、薄暗くするのは
卵が光によるストレスを受けないようにするためです。
顕微鏡での観察時や操作時にも光が当たるので
できるだけスピーディーに行います。
卵は体内環境と同等の
温度・湿度・気層に保たれている
培養庫内で培養し
培養庫外での
滞在期間は出来るだけ短時間にします。
こうして元気に育ってくれた卵を
「頑張ってね!」と願いながら
患者様のお腹にお返しします。
本年も頑張られている皆様が
HAPPYになれるよう
精進していきたいです。
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今回担当させていただいた
胚培養士の金子です。
大学で動物の体外受精を行っており
胚培養士になりました。
馬が好きで
在学中は馬術部に所属し
毎朝5時半から活動していました。
院長先生とは2011年から大学病院で一緒に働いており
2014年から当院で働いています。
皆様にお会いするのは
採卵の説明と、採卵・移植の時くらいですが
少しでも不安な気持ちを取り除き
リラックスして治療を受けていただけるようにと
思っております。
もし何か不安なことがあれば
いつでもおたずねくださいね
今年の私のテーマは、「笑門来福」です。
ストレスは万病の元と言いますし
ニコニコ笑ってHAPPYに過ごせますように