タミヤ 1/24
スバル インプレッサ
WRC'98 モンテカルロ仕様
製作記 ① 仮組み〜工作〜下地塗装編
今回から新キットになります。
『タミヤ』さんの「スバル インプレッサ WRC'98 モンテカルロ仕様」を作ります。久しぶりの『タミヤ』さんです。2作連続のカーモデルになります。
理由①
久しぶりの『タミヤ』キットで楽がしたい。
カーモデルはずっと『ハセガワ』製が続いたので、たまには『タミヤ』製も作りたくなりました。
理由②
デカール貼りがメインのレースカーが作りたい。
久しぶりにレースカーが作りたかったんです。…というか、デカールが貼りたかった?(笑)
積みの中に、ホントはもう一つ候補があったんですが、久しぶりで、いきなりの大判デカールはちょっと自信がない…(苦笑)
…という訳で、デカール貼りのリハビリと、練習も兼ねて、『インプレッサ』にしました。
加えて、やっぱりカッコイイのが良い。迫力あるライトポットが特徴的な、WRCモンテカルロ仕様を作る事にしました。
先ずはボディです。メタリックブルーの整形色。文句なしにカッコイイですね。
パッと見ですが、パーティングラインがほとんど無いですね。フロントのここと↓、
リアのここ↓ぐらいです。久しぶりですが、タミヤのキットって凄いんですね。
シャーシもお見事な造形です。でも何気に塗り分けが大変そうですが…(笑)
試しにボディと合体させてみたら、何のストレスも無くピタっとはまりました。凄いね。
その他パーツはランナー2枚に収まってます。全部メタリックブルーの整形色っていうのが凄いけど(笑)
不用なパーツも若干ありますが、この部品点数の少なさも凄いです。上手くまとめてますね。
昔あった『フジミ』のエンスージアストシリーズじゃ無いけど、パーツが多けりゃ良いってもんでも無いですからね(笑)
クリアパーツとタイヤ、メッシュも入ってます。
磨りガラスっぽいパーツは、アンダーパネルですね。説明書では塗装指示になってますが、わざわざ透明にしてるんだから、そういう事なんでしょ(笑)
待望のデカールです(笑)発色が良いですね。
ウインドウ用のマスキングシールも入ってます。この辺が『タミヤ』さんの優しさですね。
先ずは『ガイア』の「サーフェイサーEVO」を、捨てサフとして全体に吹きます。
綺麗にムラなく吹く必要は全く無くて、シャーシや、他のパーツにもサッと吹いておきます。
今回は切り出し前のパーツにも、ランナーごと吹いておきました。
ボディ表面を軽くやすってみると、『タミヤ』と言えども少しですがヒケが出てきます。ボディ表面を均一に慣らして行く為、この後ボディ全体を一枚やすっていきます。
また塗装の吹き重ねを考慮して、全てのモールドを彫り増ししていきます。いつものように優しく丁寧に彫っていきます。
まぁ、いつも作ってる1/72の戦闘機に比べたら楽勝ですけどね(笑)
フロントのでっかいフォグライトは選択式の別パーツになっています。もちろんライト選択ですから、専用のライトのパーツをこの時点で接着してしまいます。
当然バンパーに合わせ目が出ますので、ポリパテで合わせ目を埋めて、消しちゃいます。
続いて、このキットの最大の見せ場の大型のライトポットです。
合いは良好ですが、この後の塗装、デカールもあるし、このままじゃ固定出来ないので、ネオジム磁石で取り外し出来るようにしました。
ここからボディ全体を一枚落としていきます。
800番のペーパーで、円を描くように水研ぎしていきます。グレーサフが消えたら平滑になったって事です。
この後の作業も塗装作業も考慮して、ボンネットのキャッチピンは削り落としました。
一枚落とした状態です。これで、パーティングラインとヒケは全部取れました。
隅っこにまだ少しサフが残ってますが、これ以上やってもエッジを落としちゃうだけなので、これで終わりで良いと思います。
改めてシャーシと合体してみました。いい感じです。
ここからは各パーツのチェックと整形です。
ロールバーのパーティングラインを100均『セリア』さんの600番のヤスリで1本1本取っていきます。
ピンホールの後もありますので、これはプラパテで埋めて整形します。
ボディのパーティングラインの少なさに喜んだのも束の間、小パーツはそれなりにいろいろありますよね。
はっきり言って凄く面倒臭い(笑)
整形後のロールバーを仮組みしてみます。
寸分の狂いもなく、カッチリと組み上がります。流石です。
シートは、端っこにグルリとパーティングラインが走ってます。けっこうキツいので除去します。
シート裏には、盛大にピンホールの跡があります。溶きパテで埋めて整形しました。
ここは後でデカールを貼ることになってます。段差を残さずに、ツライチにしておきます。
マフラーのパーティングラインを消します。
マフラーはアルミパイプに置き換えも考えましたが、手頃なのが手元に無くて断念。
出口を1.5mmのピンバイスで彫り直し、フチはデザインナイフで薄く削りました。やらないよりは良いでしょ(笑)
塗装指示を見ると、フラットホワイト?シルバーじゃないんだぁ。
でっかいリアウイングです。
この時点で接着しちゃいます。合わせ目は『タミヤ』の「イージーサンディング」で埋めて、整形しておきます。
各パーツの整形が終わったところで、足周り、タイヤまで仮組みしてみました。カッコイイですね。
タイヤ位置、車高も完璧ですね。何も手を加えずに、この出来はお見事です。流石です。
ここから下地を作っていきます。
ボディと同色のメタリックブルーにするパーツは、まとめて『クレオス』のブラックサーフェイサーを吹きました。
本番の下地になるので薄めに希釈して丁寧に吹いていきます。
乾いたら、「ラプロス6000」で、サフ特有の塗膜のザラつきを取っておきます。
これで下地作りの第一段階は終了です。
黒サフの上から、シルバーを吹きます。
『クレオス』の普通のシルバーに、少しクリアを混ぜてあります。今回のボディカラーはメタリックブルーになりますので、シルバーの下地です。
これで第二段階終了です。
キットの出来が良いので、サクサク進みます。下地までスムーズに終わりました。
次回はボディ塗装と、念願!のデカール貼りです。
よろしくお付き合いください。今回もありがとうございます。