白河手打中華そば 中村「手打ち中華そば」@ 茨城県日立市諏訪町 | 今日の一日一麺、一日一皿

今日の一日一麺、一日一皿

気ままにやってます。ラーメン、酒、料理、映画、旅、プラモデルなどなど。

好きな事だけダラダラと(笑)
あくまでも個人の感想です。好みが違ったらゴメンナサイ。

日立市で、あの『とら食堂』系譜の白河ラーメン

 


この日は日立までやって来ました。


県北に来るのは15年以上ぶりですかね〜。同じ県内とはいえ、日立って遠いですね〜(笑)


市内までは、高速降りてから一山超えてって感じでしたね。今は日立製作所が落ち着いちゃいましたから、日立の町も静かになっちゃいましたね。


 

お目当ての一軒目は、あの『とら食堂』系譜の白河ラーメンのお店『白河手打中華そば 中村』さんです。

たぶん今、日立で一番人気のあるお店じゃないかな?


 

一番最近戴いた白河ラーメンは、松戸の『とら食堂 松戸分店』さんでした。2021年7月ですから、約3年ぶりの白河ラーメンです。



この辺は日立市内だけど、一駅手前の常陸多賀の方が近いんですね。


2017年オープンですから、もう7年ぐらい経つんですね。失礼ながらこんな場所で7年…。立派です。


 

住宅街の一角にあるお店は、綺麗にリノベされており7年経っても綺麗ですね。


ちなみに、今は昼のみ3時間の営業のようです。


 

この日は朝から雨でした。雨だけど傘が無かったので、軒先で外待ちです。


開店直後の訪問でしたが、店内は満席です。何故かおじいちゃんが多いですね(笑)


外待ちは記入式です。それでも10分ぐらいで入店出来ました。


 

白河系ラーメンに、「ワンタン」や「チャーシュー」のトッピングの組み合わせです。ちなみに大盛りはそれぞれの250円増しです。


基本の「手打ち中華そば」を注文しました。


 

店主さんと奥様の2人体制です。


修行店同様に、麺上げは平皿を使ってます。見事な手捌きです。


 

手打ち中華そば ¥800


 

15分ほどで登場の「手打ち中華そば」です。


ビジュアルが修行店と同じですね。当たり前か(笑)


 

スープは豚メイン鶏合わせの清湯醤油。


動物系が強めで、魚介はサポート的役割です。修行店よりも油多めの、カエシ強めだけど、出汁感も強い。


全体のバランスが絶妙に取れてます。驚きはありませんが、なかなか美味いスープです。


 

麺はやや不揃いの手打ち。多加水中太のややうねり。


手打ち麺ならではのプリモチ食感。啜り心地が良く、啜るのが楽しくなる麺ですね。


少し柔らかめだけど、白河ラーメンを体現出来る存在感の強い麺です。


 

チャーシューはロースとモモの2種類。デフォで3枚乗るのは立派です。


軽く燻製香がします。特にモモチャーシューは、歯応えがあって肉感がしっかりあります。


醤油ダレの旨味が染みたこのチャーシューは秀逸の出来です。良い肉使ってますね。


 

メンマはシナコリ、青菜、ナルトは彩り。具材はどれも丁寧に仕込んでますね。


 

 

海苔で麺を包んで戴きました。


 

卓上調味料です。オーソドックスな品揃え。


 

この手のラーメンには、胡椒が合いますね。普段は胡椒ってほとんど使わないんだけど、終盤にちょっと使うと、舌が締まりますね。


最後まで美味しく、しっかり完食です。



総じて…
修行店リスペクトの白河ラーメンです。

良く出来てます。修行店をしっかり踏襲した美味しい白河ラーメンでした。

丁寧な調理にも好感が持てます。この地で白河ラーメンをやるっていう気概も感じられます。

ただし、個人的にはたとえ「白河ラーメン」と言えども、この店ならではの個性が出てくるともっと良くなると思うんです。具材のトッピングや、盛り付けや、サイドメニューとか…。「白河ラーメン」、中でも『とら食堂』出身のお店ってたくさんありますからね。

地域密着でお客さんもついてるようです。何よりもこのご時世、コロナを乗り越えて、7年も続いたお店ですからね。頑張って欲しいです。