絶品チャーシューのクラシカルな中華そば
この日は、水戸の未訪店巡り。先ず一軒目は『中華そば たてしな』さんです。
こちらは以前、石岡の割烹料理店の日曜日限定で営業していた『支那そば たてしな』さんが水戸に移転してきたお店です。
注文のタイミングは、厨房の店主さんから声がかかってからの注文です。調理のタイミングで注文を聞いてくれます。
「ラーメン」は550円と安価ですね。チャーシューはブロックでも販売してるって事は好評なんでしょう。だったら「チャーシューメン」でしょう。お願いしました。
オープン時には外待ち5人ぐらい。皆さん、お得意さんのようですね。続いて入店、カウンターに陣取ります。
チャーシューメン ¥800
スープは豚系清湯の醤油です。こちらは竹岡式という触れ込みだったけど、チャーシューの煮汁を湯で割っただけというものでは無く、昆布系等の魚介出汁を合わせてる感じです。
醤油ダレは円やかで、豚と和出汁の優しい味わいです。ただの竹岡式より遥かに美味いスープです。
しかも、こちらはレンゲが無いので丼から直接スープを戴きます。丼に直接口をつけて飲むスープ、この感覚久しぶりです。めちゃ美味い(笑)
麺は加水抑えめの中細麺。
茹で加減はジャストで好みです。スープの持ち上げも良い感じで、相性が良いです。美味いです。
チャーシューはバラの煮豚。醤油ダレが染み込んで、トロっと柔らか。このチャーシューだけでも食べに来る価値があります。
メンマは枕木状。
この手のラーメンには、刻み玉葱も効果大。やっぱり種別でいったら、竹岡式ラーメンになるんだろうね。
麺量はそれほどでも無いのでサクっと完食。水戸一杯目とすると、最高のスタートです。
総じて…
竹岡式風の醤油ラーメンです。
しみじみと美味い一杯です。今風の切れ味鋭い旨味追求型醤油ラーメンとは明らかに違うけど、最近はこういうクラシカルなラーメンが堪らなく美味しく感じます。
麺、スープ、具材それぞれに特化して、シンプルに纏め上げる割烹料理の手腕。文句無しに美味い一杯でした。