水戸のつけ麺の超名店『ことぶきや 』さんの「辛塩つけめん」に感動
この日は久しぶりに水戸です。
水戸のラーメンを語る上で外せないのが、こちら『中華そば ことぶきや 』さんです。
5〜6年ぶりかな?久しぶりの訪問です。
駐車場は店の脇に9台分ぐらいあります。
オープン5分前ぐらいの到着でしたが、既に3台停まってます。早開けしたみたいですね(笑)
この日は未食の「辛塩つけめん」にします。
麺量は280gと400gから選べます。プラス100円で400gにグラつきましたが、280gで注文しました。
食券を購入すると、自動的に厨房にオーダーが入るようです。
狭い店内ですから、食券を回収する手間も省けるし、効率よく調理が出来るんでしょう。ラーメン屋さんでは珍しいですよね。
茨城大学のすぐ近所なので、この日の客層は学生や大学の先生達が多いですね。教授と学生が並んで話してましたよ(笑)
やっぱり早開けしたんでしょうね。オープン時カウンターは満席の人気です。
メインカウンター後ろの、小カウンターに案内されます。調理が見えないのはちょっと残念ですが、なんとか席を確保で一安心(笑)
つけ麺の食べ方指南が書いてあります。
「一口で食べられる量だけ箸にとる」とか…(笑)
「つけ汁につける時、箸を離さない」とか…(笑)
なんか面白いですね(笑)
こちらの一番の特徴は、目の前のIHヒーターです。つけ汁を加熱していつでも熱々の状態で戴けます。昔、つけ麺ブームの時、こういうお店結構ありましたね(笑)
つけ麺の最大の弱点は、食べ進める内につけ汁が冷めて来る事です。
冷えたつけ汁が美味いんだ!っていう人もいるし、一度茹でて〆た麺をもう一度茹でて熱い状態の麺にする、熱盛りなんていうのもありますが、個人的には熱盛りっていうのはあり得ないと思ってます(笑)
そういう意味でも、このIHヒーターって便利かもしれませんね。
先ずはつけ汁から登場です。IHヒーターにセットして、丼の真ん中から湯気が立ち昇るぐらいが食べ頃だそうです。
熱々になった頃に、麺の登場です。このタイミングが素晴らしいですね。
辛塩つけめん ¥950
つけ汁は見た目よりもシャバ系の鶏白湯です。
つけ汁の中には、チャーシュー、メンマ、ネギといった具材達が潜んでます。
ピリッとくる辛味は唐辛子系?シャバ系だけど鶏の旨味が濃厚で凝縮されてます。鶏白湯と魚介の下支えのバランスが抜群です。
塩だれの塩味のバランスも完璧です。これが醤油だと単なる「またおま系」っぽく感じるかも知れませんが、鶏白湯の「塩」っていうのが良いんですね。
旨味は濃厚なんだけど、尖ったところは一切無し。凄く円やかで美味しい鶏白湯です。
冷めてきたら、もちろんIHで熱々をキープします。凄く美味しいスープです。
麺線が整った綺麗な盛り付けが好印象。デフォだと半味玉が乗ってます。
麺は自家製の中太ストレートです。
先ずは麺だけ啜ってみると、ちょっと硬めのしっかりした歯応えで、呵責するほどに小麦の旨味を感じます。
この麺凄く美味しいです。
もちろんつけ汁との相性は抜群です。濃厚なつけ汁が、麺にしっかり絡みます。つけ麺の麺としては文句無しに美味い麺です。
麺量400gにすれば良かったと激しく後悔(笑)
つけ汁の中のカットチャーシューが絶品です。
カットしちゃうと、パサついたり、硬くなったりしがちですが、柔らかく肉の旨みも強いですね。
めちゃめちゃハイレベルのチャーシューです。
メンマも太めの枕木状です。
カットチャーシューとサイズを合わせてるのが良く判ります。
半味玉も良い出来です。黄身の具合がジャストです。
卓上の魚粉も加えてみました。
ホントは食べてる途中に加えようと思ってたんですが、あまりにも美味くて普通に一気に食べちゃいました。忘れてました(笑)
付属のスプーンで大盛り一杯ぐらいかな?
スープ割りって、普通は魚介出汁で割るお店が多いんですが、こちらは鶏白湯のスープ割りです。
実に贅沢です。しみじみと美味いですね。