ハセガワ 1/24 ミニクーパー 1.3i(1997)製作記 仮組み〜ボディ塗装編 | 今日の一日一麺、一日一皿

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ハセガワ  1/24  

ミニクーパー 1.3i(1997)

製作記  仮組み〜ボディ塗装編

 

戦闘機のキットが2回続いたので、久しぶりにカーモデルを作ります。

 

『ハセガワ』1/24「ミニクーパー 1.3i(1997)」です。カーモデル絶好調の『ハセガワ』さんが、ちょうど去年の今頃発売した新規金型の「ミニクーパー」になります。

 

RX7、ケンメリ、117クーペと、昭和の国産名車を続々と発売していた去年の今頃。まさかの『ミニ』発売に、予約購入した逸品です。『タミヤ』の「ミニ」が購入出来なくなって数年…。ようやく最新の決定版的キットの発売でした。

 

そんなに喜んだんならサッサと作れば良いものを、約一年の熟成期間を経て(笑)、今回作ります。

 

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先ずはパーツチェックです。

ボディ関係です。成形色が白っていうのが良いですね。どうせ塗っちゃうんですけどね(笑)

 

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シャーシ、インテリア関係。メッキパーツも綺麗です。たぶんメッキは落としちゃいますが…(笑)

 

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シート、内装関係です。グレーの整形色です。どうせならこれも白が良かった(笑)

 

パーツはほとんどがアンダーゲートになっています。流石は最新のキットだけあって、組み易さに配慮されてますね。

 

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クリアパーツ系です。透明度も良いですね。まぁ磨きますけど…(笑)

 

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そして説明書とデカールです。昔の『ハセガワ』の説明書ってなかなか厳しい物があったけど、最近の新しいキットはいい感じです。

 

総評としては、点数は少なめですが、モールドが綺麗で雰囲気ありますね。良いキットです。

 

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ボディです。モールドがキレイです。小さいながらも、良く雰囲気を捉えてます。流石です。

 

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手のひらサイズです。かわいいですね。

 

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ボディはサイドモールだけ、流し込みで接着しちゃいます。

 

ドア周りのモールドは綺麗なんですが、今後の重ね塗りを考えても、少し彫りマシした方が良いようです。繊細なモールドが飛行機モデル同様で、『ハセガワ』さんらしいですね。

 

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シャーシ、サスペンション、ホイールパーツだけ切り出して、ボディと仮組みしました。良い感じです。

 

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メッキグリルは付いてませんが、なかなか良い顔つきしてますね。

 

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車高チェックです。前側だけプラ板を噛ませて、1mmぐらい下げてみましたが、あんまり変わらないですね〜(笑)

 

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パーツを全て切り出していきます。メッキパーツは漂白剤に漬けて、メッキを落とすのでお風呂にひとまとめにしておきます。

 

下地にグレーサフを吹くパーツ群、シルバー仕上げの下地にはグロスブラックを吹くので、それぞれまとめておきます。

 

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パーティングラインや、バリの処理をしたパーツの下地を作っていきます。先ずは持ち手をつけます。

 

先ずは、全部のパーツに『ガイア』の「グレーサーフェイサー」を吹いていきます。

 

乾いたらその中の、シルバーに仕上げるパーツ群、メッキを落としたパーツも含めて、クレオスの「ツヤありブラック」を吹いていきます。

 

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それぞれを部分ごとの固まりで、ケースに分類しておきました。

 

ボディに関しては、これからペーパーで1枚落としていくので、軽く吹いただけです。

 

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ボディの表面処理を始める前に、全体のモールドを彫り増ししていきます。元々のモールドがしっかりしているので、楽に彫れます。

 

今回は『HQパーツ』の「ラインスクライバー」0.08mmを使ってます。彫り増ししたモールドは、硬めの歯ブラシで擦ってバリを除去します。

 

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グレーサフをペーパーでやすって、1枚落としていきます。ペーパーは800番。水研ぎしていきます。

 

ボディ表面を一枚削る事で、パーティングラインや、ひけや、うねりを除去していきます。これやるか、やらないかで、光沢のカーモデルの仕上がりは全く変わると思ってます。

 

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パーティングラインはほとんど目立たないんですが、軽くやすると、少しひけが出てきますね。そうは言ってもほとんど目立たないレベルです。素晴らしい。

 

ボディサイズも小さいので、今回はけっこう楽な作業でしたよ(笑)

 

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ボディ表面を一枚剥いだら、再度グレーサーフェイサーを吹いて下地作業完了です。

 

ちなみに、『ガイア』のグレーサフが無くなっちゃったので、『クレオス』の「Mr.サーフェイサー1200」を使いました。

 

今回は箱絵みたいなグリーンにします。グリーンは隠蔽力が強いので、下地はグレーで大丈夫です。

 

グレーサフが乾燥したら、表面を2,000番のペーパーで軽く慣らします。

 

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 今回の製作に関しては、「モデルアート」1月号の「グリーン表現を極める」を参考にしました。

 

今回は光沢のメタリックグリーンのキャンディ塗装で仕上げたいと思います。キャンディ塗装初体験(笑)

 

塗料は通常の「メタリックグリーン」ではなく、「GX205 GXメタルグリーン」をベースに、グリーン、濃いブルーと混色しました。

 

その後、「GX104 GXクリアグリーン」でキャンディ調にコートします。

 

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混色したメタリックグリーンを吹いていきます。先ずは一回目です。ツヤは気にせず、ムラだけ気をつけて吹いていきます。

 

塗料が届き憎い所を中心に吹いていきます。「GXメタルグリーン」は輝きが強いですね。

 

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そして2回目。乾いてから仕上げに3回目を吹いてボディカラー終了です。

 

この段階だと気持ち明るいんですが、この後のクリアグリーンで落ち着くと思います。

 

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一晩置いて、「GXクリアグリーン」でキャンディコートしていきます。このコートでグリーンの彩度を確保するとともに、メタリックのギラつきを抑えます。クリアグリーンは都合3回吹きました。少し落ち着いた感じに仕上がりました。

 

箱絵はもっと暗くて、燻んだ感じですが、キャンディ塗装でツヤも出て、我ながら良いグリーンボディに仕上がりました。

 

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ボンネットと、サイドにデカールを貼っていきます。今回、顔料系の「GXメタルグリーン」と、「GXクリアグリーン」を使った理由は、白いラインデカールに染み上がりが出ないようにする為です。

ボディに顔料系の塗料を使う事で、アクシデントが回避出来ると、『モデルアート』の1月号に載ってました。真偽のほどは解りませんが、素直に実践した次第です(笑)
 
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3日ほどデカールを乾燥させたら、クリア吹きをしていきます。使ったのは『ガイア』の「EXクリア」です。


1:1に希釈したクリアを、先ずは砂吹き程度に吹いていきます。いきなり厚吹きしてデカールを侵す事の無いように、全体に軽く吹いていきます。

 

 

乾燥後、2回目も初回と同じ感じで軽く吹きます。3回目はやや厚めに、光沢が出るように吹いていきます。


写真は3回目まで吹いた状態です。下地処理のおかげで、そこそこ良い感じのツヤが出たと思います。



 

この後、中研ぎを入れる為に、1週間ほど乾燥させようと思います。ボディは急がば回れです(笑)


ボディ乾燥中は、シャーシと内装関係の工作をしていこうと思います。…という訳で、次回に続きます。