だるま大使 本店「だるまらーめんと、もつマンマセット小」@ 高崎市剣崎町 | 今日の一日一麺、一日一皿

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だるまらーめんと、もつマンマ小セット

 

高崎の超人気ラーメン店『だるま大使』さんに、念願叶ってようやくの初訪問です。こちらは群馬県を代表する豚骨ラーメン店です。


 

以前は夜のみの営業だったようですが、コロナ禍で現在は昼も営業しています。


開店30分前の到着で既に5人待ちです。開店時には駐車場満車の、30人以上の行列です。凄い人気です。


マグマ大使を模した、看板のだるまのオブジェがかわいいですね。

 

 

 

定刻通りにオープン。初訪問なので基本の「だるま」の食券を購入。サイドメニューの「もつマンマ 小セット」も合わせて購入しました。


 

入口の壁には著名人のサインがたくさん貼ってあります。高崎に来ると、皆さん寄られるんでしょうね。


 

 店内はけっこうな大箱。カウンター席に加えて、大きいテーブルが4組ぐらいあります。テーブル席だけで30人ぐらい座れそう。家族連れにも良いお店です。


 

席に着くと、食券を取りに来ます。麺は極細の博多麺と、中太麺から選べるそうです。


今回は、もちろん極細の博多麺を選択。茹で加減はバリカタでお願いしました。


 

待つ事5分ほどで「だるま」と「もつマンマ」の登場です。麺茹でに時間がかからないので、提供までが早いです。行列もガンガン捌けますから、回転も良いんでしょうね。


 

だるまらーめん ¥850


 

スープの細かい泡が濃厚さを物語っています。具材はチャーシュー、メンマ、半味玉、青ネギ。博多系豚骨でメンマや半味玉がデフォで付くのは嬉しいですね。


 

スープはガッチリと乳化し、トロリとした粘度があるド豚骨醤油。豚骨のみを長時間強火で炊いたという自慢のスープ。博多長浜みたいなサラッとしたスープではなく、豚骨をストレートに感じます。


豚骨の髄まで絞り出したような濃厚な旨味が凄い。臭みや癖は皆無で、豚骨特有の甘みを感じます。それなのに、後味はスッキリ飲み易い。


一口飲んだだけで、このスープの凄さの虜です。引きが凄いですね。美味いスープです。


 

麺は極細バリカタのストレートの博多麺。濃厚ド豚骨スープとの相性抜群の美味い麺です。バリカタ指定だけと、茹で上がりはちょっと柔らかめ。


呵責すると小麦香がします。これだけ美味い麺ならハリガネや粉落としにした方が楽しめそうです。


 

チャーシューは薄めですが大判です。トロけるほど柔らかく、スープが絡んで美味しいです。


 

豚骨にメンマって珍しいですね。味は濃いめで秀逸です。


 

半味玉は、だるまを模した双子の黄身。この店のラーメンの象徴なんでしょうね。スープ、麺に負けずに、具材も素晴らしいと思います。


 

ここから卓上アイテムで味変。


 

ニンニクでパンチが増します。辛子高菜はけっこうな辛さ。紅生姜がやっぱり美味い。この味変も豚骨ラーメンを楽しむ必須項目。美味いです。


 

もつマンマ小セット ¥350


 

サイドメニューの「もつマンマ」は、群馬県のソウルフードもつ煮が乗った丼メニュー。しかし、群馬の飲食店はもつ煮メニューが多いです。


 

どうしても、前日食べた『永井食堂』さんの「もつ煮定食」と比べてしまいますが、こちらのもつ煮は、やや臭みが残ります。苦手な人はダメでしょうが、これもモツ好きにはたまらない。


部位によってコリコリした歯応えと、トロトロっとした両方の食感が楽しめます。もうちょっと汁だくだったら、さらに美味しいと思います。


 

総じて…

濃厚ド豚骨だるまラーメンです。

 

なんと言っても、スープの凄さに脱帽です。以前は夜営業だけだったっていうのが、良く解ります。こんな凄いスープ簡単に炊けないですよ。そのスープにしっかり着いていく麺と具材。丼全体のバランスも抜群です。めちゃめちゃ美味い逸品でした。


まさか群馬県の高崎に、本場博多の豚骨に負けない逸品があるとは思いませんでした。行列も納得の名店です。次回はビールを飲みながら、替玉を3つぐらい頼んで、色んな茹で加減を試してみたいですね。


高崎にド豚骨の名店ありです。素晴らしかったです。