台湾らーめんと店主めし
2020/1/10(日)3杯目
去年の6月に、いつのまにか龍ヶ崎市にオープンしていた、茨城県を代表する名店『喜元門』さんの支店に初訪問です。
店は大通り沿いの長屋型のテナント。店の前に2台分の駐車場があります。テナント右側は共有の駐車場。テナントは全部埋まってる訳では無いようです。
オープンから30分ぐらい経ってからの訪問ですが、先客は3名。日曜日のお昼時ですが、緊急事態宣言下のコロナ禍では仕方ないんでしょうね。
店内はL字型のカウンターのみ。コンパクトなお店ですが、厨房は使い易そうな感じ。厨房は店長さん。ホールに女性スタッフの2人体制です。
この日は、昔『喜元門』で良く食べていた「台湾らーめん」を食べようと決めてきました。サイドメニューは「店主めし」っていうのをお願いしました。
数種類のチャーシューから選べるのは、『喜元門』が元祖じゃないかな?こちらは3種類から選べます。
元々「台湾ラーメン」にはチャーシューが付かない店が多いんですが、こちらは付くんですね。あぶりバラチャーシューでお願いしました。
台湾らーめん ¥760
真っ赤なスープを予想してましたが、醤油ベースに、台湾ミンチ。辣油はそれほどでも無いですね。青ネギがたっぷり乗ってます。
スープは鶏ベースの清湯醤油。現在の『喜元門』のフラッグシップである名古屋コーチンかどうかは解らないけど、出汁感がしっかりして、カエシも良い味わいです、
食べ進める内に、その清湯醤油に台湾ミンチと辣油が溶け込んで、辛いスープになりますが、正直それほど辛く無いですね。アッサリしてます。
本場名古屋の「台湾ラーメン」とは明らかに違うけど、出汁の風味に辛味をふわっと乗せた上品な『喜元門』流の「台湾ラーメン」って事なんでしょう。
もっと辛かったイメージがあるけど、現在の台湾はこんな感じなんでしょうね。
麺は『喜元門』の自家製麺。茨城県南で一世を風靡したザラパツ麺。
一時は『つくば製麺』製の外注の麺を使ってたみたいですが、今は自家製。やっぱりこの麺美味いですね。
台湾ミンチがスープに溶け込んでいくと、徐々に辛味が増していきます。
台湾ラーメンには珍しいあぶりバラチャーシュー。口中で、柔らかくてホロホロと崩れていきます。流石の完成度です。
店主めし ¥230
サイドメニューの「店主めし」は、大ぶりのチャーシューがたっぷり乗った丼です。辛麺にライスは必須です。
最後は残った台湾スープをかけて、お茶漬けみたいにしてサラッと完食です。