汐そば
2017/6/6（火） 91杯目
久しぶりの『麺処 きなり』さん。
ラーメンが食べたいと言うよりは、どっかでビールが飲みたいなぁ〜って感じで寄ってみました (笑)
ビール ¥500
とりあえず、瓶ビールで一人お疲れちゃん会。
あー美味いなぁー！！
ツマミで出してくれた、鴨のレアチャーシューがバカ美味い (笑)
もう一本飲んで帰ろうかなぁ〜なんて思ったけど、やっぱりラーメン頼もう(笑)
汐そば ¥750
最近お気に入りの、インスタ風オシャレ写真(笑)
この春、スープの全面リニューアルを果たした『きなり』さん。
前回戴いた「濃口醤油そば」と「汐そば」が、魚介のアニマルオフスープに変更されました。
オープン当初から、ある意味『きなり』さんのフラッグシップメニューの「汐そば」のリニューアルバージョンを試してみます。
スープは澄み切った清湯の塩スープ。
優しいながらも、じんわりと染み入るようなスープ。
節とアサリがしっかりと骨格を作り、旨味の強い塩ダレを効かせてます。
風味付のリキュールも仄かに効かせてます。
あーこうなるんだねー！！って感じ。
従来の「汐そば」のスープは、他には無い物を作ろうと気合の入りまくったスープだと思いました。もちろんその「汐そば」が話題をよんで、『麺処 きなり』の認知度を高めた一杯に間違いは無いです。所謂ラヲタ向けのスープ(笑)
今回のスープは一言で言うと、良い感じに力の抜けたスープだと思う。駒込に来る凡ゆるお客さんを満足させようと、お客さんの目線になった万人を満足させようと思って作ったスープかな。
どっちのスープが良いかなんて、それは個人個人の趣向の問題。ただし個人的な好みで言えば、圧倒的に今のスープが好きですね。
等身大の、今の土橋さんの想いが詰まった味わいだと思う。このスープは美味いです。
麺は『三河屋製麺』製の細ストレート。
何度も言うけど、これだけ『三河屋』さんの麺の美味さを引き出してるラーメンってあまり無いと思います。
ある意味『きなり』さんの最大の特徴でもあった、限定なみに凝りまくった個性的なトッピングは、一旦落ち着いたみたい(笑)ただし、それぞれが相当レベルアップしてます。
レアチャーシューはもちろん美味い。
鶏胸チャーシューも美味い。
穂先メンマの美味さは秀逸。
戻し加減と味付けがモロ好みです。
お約束のガリは健在。こういう遊び心がたまらない。
この構成は凄く良いと思います。美味いです。
総じて…
等身大に進化を遂げた「汐そば」です。
濃口醤油も美味かったけど、この「汐そば」の完成度の高さには、正直ビックリしました。
個人的には「塩」より、圧倒的に「醤油」派なんだけど、この丼全体の一体感は素晴らしいと思います。
これも全ては駒込の土地にしっかりと根差し、来店するお客さんの顔を見て、真面目に毎日取り組んで来た結果だと思いますよ。
そんなラーメン屋さんを、周りが放って置くわけが無いでしょ(笑)
ここからもしかしかしたら、凄い事になるかも知れないけど、等身大の土橋さんで変わらず頑張って欲しいなぁ〜と。
落ち着いたら、ゆっくりね(笑)