2017/3/4(土) 39杯目
2/26にようやく圏央道の、つくば中央〜境古河が開通しました。
これで成田空港から、都内を通らなくても湘南まで直結。関東各地にアクセスが楽になりました。
というわけで、圏央道開通記念という事で古河に行ってみました。信号待ち無しで古河まで行けるのは快適ですね(笑)
古河と言えば名店『麺堂 稲葉』さん。残念ながら『稲葉』さんは現在移転準備の為休業中。
そこで久しぶりに『七の庫』(なのくら)さんに訪問です。
前回訪問したのは去年オープンしたばかりの夏でした。初訪問の時は「らーめん」を戴きました。
今回は「生姜らーめん」と、お客さんのほとんどが注文している「手作りぎょうざ」を注文しました。
そして生姜の千切りと、ほぐし豚を混ぜたもの。
この丼のキモですね。
金色のサラサラの清湯醤油スープ。
鶏ガラ、節、香味野菜から取ったアッサリ系のスープです。
一瞬塩かと見間違う程薄い色ですが、明確に醤油です。五臓六腑にじんわり染み込むような味わいです。美味いです。
麺は、店主の奥さんが打っているという自家製麺。中太平打ち縮れに手揉みを加えた、いかにも佐野ラーメン風の麺です。
青竹の手打ち麺かどうかは定かでは無いが、このフワフワピロピロした滑らかな食感が抜群です。
小麦の風味もフワリと香り、スープがしっかり絡みます。この麺凄い美味い。
途中から生姜の風味がフワリと乗ってきます。
この生姜が一手間加えた優れ物。生姜の細切りにほぐし豚を混ぜてあります。
生姜のストレートな風味が苦手な人でも、マイルドな風味になります。
スープに溶かしながら食べると、生姜の効果でスパイシーな風合いに変化します。これは美味いなぁ〜。
ナルト、ネギもいい感じです。
モッチリした厚めの皮に、野菜多めのジューシーな肉餡がたっぷり入ってます。
カリッと焼かれて美味い。
3個セットをお願いしたけど、もっと食べたくなります。これは必食ですね(笑)
総じて…
佐野風生姜ラーメンです。
文句無しに美味いラーメンです。
毎日食べても飽きの来ない栃木の御当地麺を、修行店の伝統を受け継ぎ、古河で根付かせようとする気概が素晴らしい。
また、ただ佐野ラーメンをただ提供するだけじゃなく、生姜と豚ほぐしを組み合わせるオリジナリティもあります。
あれだけ丁寧に、マジメに作られたラーメンが不味い訳が無い。誠実な一杯です。
久しぶりの県西地区のレベルの高さを思い知らされました。
《店舗情報》
七の庫
茨城県古河市下辺見2235-1
0280-32-8112
営業時間
11:00〜15:00/17:00〜20:00
[土・日] 11:00〜20:00
[土・日] 11:00〜20:00
定休日 月曜日