『 陳さんの 半生を 想う 』R6-2月ーNO.8 | マルシの日々是好日

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日々是好日 日々出くわす出来事への思いを綴ってます。

朝の太極拳に 来られる Jさんズ(・・Jは爺さんのJ・・失礼お願い )のお一人 Hさん宅を訪問。

 

 

同乗者の〇君が 突然 声をあげた。「あんなところに 兵馬俑が ありますよ!」 へ? 兵馬俑? どこにやねん?

 

 

兵馬俑・・始皇帝の墓を守る 地下軍団。 1974年、農夫が つるはしを ふるったことで 永遠の眠りから覚める。

( 世界遺産サイトより 引用 )

 

ぞわぞわと 想像力を掻き立てられる 平均身長180センチ・8000体の人形達である。キングダムやのー!

 

 

さて そんな デカい 兵馬俑が 民家にあるのか? どこどこどこだよ??? 

 

 

〇君 さらに応えて曰く 「ほら! あの玄関におかれた 植木鉢の 横!」 へ?

 

 

・・・タラーなるほど 目を凝らして見ると ゴミに埋もれて すっ転がった 小さな小さな 兵馬俑があった

 

よく見つけたもんだよ! こんなところに 小さな兵馬俑!

 

 

主のHさんに 尋ねると 「 昔 知人から もらった中国土産 」とのこと。

 

 

察するに こいつも 「もらって嬉しくない お土産の品」に違いない。 その場の熱気で 買ったはいいが しばらくすると、「何で こんなの 買ったんかなー?」という 類の品物である。

 

 

 

Hさん さらに 「欲しけりゃあげるよ!」 ・・・いや そんな欲しくもないけど 長年、ゴミ同然に放置されて どうでもいいような人形が気の毒になって おもわず 「ください!」と 返事。

 

 

そして 保護犬 いや、保護人形の「兵馬俑」は 汚れをとって 今 マルシの手元にある。

 

名付けて「陳さん」 名前の由来? 昔、中国を旅行した時の もと紅衛兵だったガイドさんの名前が 「陳」さん。 すんません。

 

 

いささか 緊張気味の強面「陳さん」 慣れない日本で 苦労したことであろう。

 

 

さて どこに飾ろう・・・しかし なんか浮くなあ アンタ、キャラが厳めしすぎだよ。  

 

 

辺りを見渡して マルシお気に入りの埴輪に 目が留まった。 「陳さん」とは違い すっとぼけた容貌の 埴輪「踊る女」である。

 

新入りの 生真面目「陳さん」も こいつとなら 馴染めるかもしれない。

 

 

で 二つの人形を 並べてみた。 あら素敵! 何だか「アーさんも ご一緒に」(80年代サントリー烏龍茶の 名コピー)という感じで ほのぼの感満載 。

 

よし! すっとぼけ埴輪の名前は 無理矢理感 満載の「アーさん」で 決まり!  

 

 

友達が出来て 良かったね 苦労人の「陳さん」!