放射能についての副読本の取扱いについて | 手塚たかひろ日誌

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「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」事務局長手塚たかひろのブログです。市民のひろば「ひこばえ」で生活相談も行っていますので、お気軽にお越しください。

2月19日から22日まで、市民の広場ほこばえで「ひこばえまつり」

陶器 さおり織 橋の絵手紙などの展示と作者のお話などの催。多くの方が足を運んでいただき連日、人で賑やう。



放射線副読本の取り扱いについて一般質問と回答


質問

枚方市の学校では、どのような副読本があり、その取り扱い、学校現場での活用はどうなっているか。

回答

枚方市立小中学校で活用の副読本は、小学校34年「わたしたちのまち枚方」(教育委員会作成)、小学校56年生「Hi,friends!」など。教科書の補助等として活用を指示


質問

今年度、文科省は小学生のための放射線副読本・中学生向けの副読本を発行しました。それについて枚方市教育委員会はどのような取り扱いをしたのか。学校現場ではどう取り扱ったのか。

回答

他の副読本と同様に、教科書の補助として活用するよう配布 「指導上の留意点」等を確認の上「放射線についての過剰な不安を煽らないよう」「根拠のない安心感も与えすぎないよう」指示。この指示を踏まえて、各学校の状況に応じて活用されていると認識

要望

具体的な取り扱いは学校現場に任せていると理解しました。補助教材ですから、必ず使用しなければならないものではありません。


今回の副読本では、放射線の効用やメリットについては非常に細かいことまで書いていますが、放射線の危険性や悪影響についてはほとんど書かれていません。昨年の原発事故を踏まえるなら、放射線の危険性を子ども達にわかってもらうことが必要ですが、放射線は危険ではないと誤ったメッセージを伝えことになる。との批判が多く出ています。 福島大学は独自の放射線読本を作りました。


本市でも、保護者からの活用反対の声も上がりました。高槻市では現場には下ろしていないと聞いています。他にもそのよう市町村があるようです。 

文部科学省は、今の副読本が福島原発事故の記述が弱いから改訂するとの新聞報道がありました。改訂版の取り扱いについては、内容についての教育委員会での十分な議論と現場の教員や市民の意見を聞いて慎重に判断することを強く要望します