12月21日 先ほど枚方市議会12月議会が閉会しました。
年内の12月27日に厚生常任委員会が開催されます。テーマは保育所待機児対策です。午前10時からです。
本会議での一般質問、安定ヨウ素剤について質問と回答の要旨を掲載します。
質問
放射能汚染から市民の健康を守るための安定ヨウ素剤の備蓄について、本年度の第2回本会議で質問し、「今後の課題とすることについて検討してまいります」と答弁をいただきましたが、進捗状況は。
福島では多くの子どもに甲状腺の異常が見つかっています。放射性ヨウ素の集積が比較的早い子どもについては、優先的な服用が必要だと考えています。本市で18歳未満の全市民に配付できる安定ヨウ素剤を備蓄すると、どのくらいの費用がかかるのか。
回答
安定ヨウ素剤の投与は、国の「緊急被ばく医療に関する検討チーム」で検討中。検討チームの検討を注視しつつ、災害対策会議(医師会、基幹病院 保健所など)の専門的な意見を聞き、引き続き今後の課題とすることについて検討する。備蓄の費用は、服用回数や用量の想定が難しい。安定ヨウ素剤には、錠剤や粉、カプセルなどがあり、現時点での試算は困難
要望
引き続き今後の課題とすることについて検討するとのご答弁ですが、前回の質問から
半年たちましたが、まだ具体的な検討や意見聴取もされていないことは遺憾です。
大飯原発3・4号機が稼動しています。そのために事故が起こったときのことを心配されている市民の方もおられます。
備蓄の費用についても、錠剤や粉 カプセルなどそれぞれの場合にどれだけの費用がいるのか、備蓄をするとすればどのような問題があるのか、行政で調査や検討できることは今
から検討を始めていただくよう要望します。