入れ墨調査拒否被処分者 森さんの話を聞きました | 手塚たかひろ日誌

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1018日 大阪市入れ墨調査拒否より処分された6人の方のうち看護師の森厚子さんをお招きして、橋下大阪市長による人権侵害の実態と森さんの思いを伺った。


森さんは大阪市の病院で長年看護師として働いている。入れ墨=ヤクザととらえるのは事実のすり替え。現在ではファション感覚で入れている若者もいる。

森さんは、個人的な事情、プライバシーのことまで詳しく聞くことは、人権蹂躙だと調査拒否をした。彼女が入れ墨をしていないことは職場の上司も知っている。調査に拒否したところで仕事には何の差しさわりもない。命令だ。調査に応えろ。拒否すれば処分とは、住民の声を聴かず、上の命令だけを聞く従順な職員を作るための脅しだ。

職務命令を聞かなくても、業務に支障がなければ処分できないのが大阪市の決まり。何一つ業務に差しさわりは起こっていない。決まりを破っているのは大阪市当局の方だ。


地方公務員は、憲法を遵守する義務がある。憲法違反の命令は拒否する義務がある。

不利益になることを承知で調査拒否した方々に敬意を表したい。支援をしたい。