決算委員会が始まる 委員選出方法は改善を | 手塚たかひろ日誌

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「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」事務局長手塚たかひろのブログです。市民のひろば「ひこばえ」で生活相談も行っていますので、お気軽にお越しください。

10月15日 枚方市議会決算特別委員会がはじまった。13名の委員が決められ決算に関連して質問を始めた。私は委員になれないので傍聴した。

枚方市は予算特別委員会 決算特別委員会が設置され、その都度委員が決められる。

この委員の決め方に問題がある。会派から2人に一人選出するとの申し合わせ。しかも会派は3人以上でなければ認められない。私のような会派に属さない議員は予算も決算も委員会で審議できない。3人以上の会派に属さなければ委員会に出て議論すらできない。同じように市民から選出された議員は、本来同じような権利を持つべきだ。

私は全ての議員が最低どちらかの委員会に参加できるようにすべきだと、議長へ意見書も出した。投票した市民の声を反映できないのはおかしい。

枚方市議会には、議会改革調査特別委員会が設置され活動をしている。この委員会も会派からの選出で、3人以上の会派に属していなければ入れない。そのため、私は傍聴しかできない。この委員会で、全ての議員が予算・決算の議論に参加できるように検討された。当然、すべての議員の参加を保障する報告に進むものと思っていたが、会派に持ち帰って議論され、結果は。委員の選出は3以上の会派から2人に一人との現状通りとなった。会派優先で、議員一人ひとりの責任があいまいなままの議会の体質改善に至らなかった。残念だ。

変化は、発言時間の長さについて会派で人数に応じて配分することを検討するとのことぐらい。

会派から2人に一人の選出だから、会派に属さない議員だけでなくほかにも委員会に参加できない議員がいる。という人もいる。しかし、会派の議員は選出される資格はある。しかし、私は選出される資格すら「奪われている」 これは決定的な違いだ。

意見の違い、最終的に多数決で決めることはやむを得ない。しかし、初めから議論の土俵に上げさせないことは、非民主的と言われても仕方がないと思う。今後も、粘り強く声を上げ続けたい。みなさんのご理解を。