武藤類子さんの講演を聴く | 手塚たかひろ日誌

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811日 福島の女たちの想い -未来につなぐ たたかいの今―

武藤類子さんの講演を聴いた。


原発事故が起こって国がしたこと。①情報隠し(メルトダウン隠しなど)②放射能は安全キャンペーン(放射線アドバイザ-に年間100ミリシーベルト以下は安全 子供は外に出ても安全)③基準値の引き上げ(これまでの年間1ミリシーベルトから20ミリシーベルトへ引き上げ)など、


国の情報隠しのため、放射能が降る中、給水のため長時間子供たちが屋外で並んで被曝させられたことなどが、静かな語りではあるが、怒りをもって語られた。


また、安定ヨウ素剤、福島県では70万人分を備蓄 三春町は、315日 40歳未満の住民全員に配る。しかし、他の市町村は配付をしなかったそうだ。


重大事故の時には、住民の命を守るために自治体が独自の判断をすることが大事だと強調された。

自治体がそれぞれ自らの責任で住民の命を守るための姿勢を持つためには、国や府の指示待ちでなく、責任を持った行政判断と訓練が必要だ。

611日、武藤さんを団長として原発事故の刑事責任を問うため、1324人が福島地検に告訴した。こんご、全国に告訴団を拡大するために、告訴、告発人を募集している。

拡大へむけて取り組みたい。