8月8日 福島のこどもたちの保養キャンプ 「やんちゃっ子キャンプin枚方」を見学に交野の「星の里 いわふね」に行く。「原発事故による高い放射線量の地域に住む子どもたちが、放射線の影響の少ない地域に一定期間避難し、安全な食べ物を食べ、野外で充分遊ぶことにより、心身の健康を取り戻すことを目的とするキャンプ」
枚方の女性たちが立ち上げた取り組み。費用もすべてカンパで賄われているそうだ。
福島と福島から関西に避難してきた親子など10人の子どもたちが参加。
わたしは、ハイキングに同行させていただいた。
目的地は、くろんど池の手前にある「草原の広場」 小学校入学前の子供たちも含めて、どの子も元気よく歩く。途中で、岩の下の沢蟹を見つけて、年少の子が大騒ぎ。蛇、とかげ、などとも遭遇し喜んでいた。
草原の広場では、大人の男性も交えてサッカーボール蹴りを楽しんでいた。子どもたちの笑顔がうれしい。
福島では、高い放射線のため戸外で思い切り遊びまわることができない。わけがあって福島から避難できないこどもや親、たとえ短時間でも放射能を気にせずに遊べる場を提供する取り組みは、関西でもいくつかの場所で取り組まれている。民間の自主的な取り組みへの公的支援の充実が望まれる。
