枚方市福祉事務所に分室の設置を求める | 手塚たかひろ日誌

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「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」事務局長手塚たかひろのブログです。市民のひろば「ひこばえ」で生活相談も行っていますので、お気軽にお越しください。

昨日は、午後から梅田芸術劇場前の関西電力株主総会の大飯原発3・4号機再稼働を抗議する場に参加。枚方市議会での現時点での再稼働反対の意見書が可決されたことを参加者に報告 



21日の一般質問の生活保護の充実についての予定質問と回答の要旨です

 

時間の関係で当日の時間の関係で当日は一部割愛しています。



 

福祉事務所分室の設置について


生活保護を受けている方の数が増え続けています。戦後最高を更新し続けています

本市のケースワーカーは、80世帯に1名のケースワーカーを配置する国の標準では、4月現在65名が必要になります。実際は52名の配置で13名の欠員となっています。

きめの細かい、生活保護、必要な人に必要な支援を行うためにもCWの補充を含めて、生活保護行政の充実は不可欠です。お年寄りや障害者には、気軽に日常の相談をできる体制が必要です。

 


北部地域など各地域で どれぐらいの世帯 人員の生活保護受給者があり ケースワーカーは一人当たりの持ちケースで換算すると、ケースワーカーは、それぞれ何人配置されることになるのかお尋ねします


回答要旨

今年4月末現在 中部地域1431世帯 2142名  北部1201世帯 1922名

南部 1271世帯 1946名  東部820世帯 1291名

仮に現員ケースワーカーで換算 中部15人 北部12人 南部13人 東部8人 




北部地域は12名のケースワーカーが必要とのことです。

たとえば北部支所にこのCWが配置されていれば、家庭訪問に要する時間も短縮されます。きめの細かい相談に寄与します。

保護世帯が増え続ける中で、CWの完全補充が簡単にできないことは一定理解しています。

ケースワーカーを充足する努力とともに、たとえば北部支所に分室を作るとかCWを配置するとかの効率的な運営の検討が必要だと考えます。

また、高齢世帯と障害世帯の割合は、52.47%になると聞いています。この方々は、遠方の福祉事務所へ出かけにくい世帯だと考えらます。

分室、出張所などの設置が、保護行政の充実に効果的だと思いますがいかがでしょうか



回答要旨

分室設置の前に 組織強化 適正な人員配置に取り組んだ 今後も、ケースワーカーのぞ増員を図りながら 訪問活動を充実させ 効率的・効果的な業務をしたい




前回と同じお答えで、残念です。

 大阪府下でも豊中市では出張所が設けられています。合併の経過があったとは思いますが東大阪市には3つの福祉事務所があります。

当分の間、生活保護の増加は続くと思われます。分室の設置や各地域へのCWの出張相談など、受給者に寄り添い、かつ効率的な生活保護行政の推進へご検討を開始されることを要望します。