給食の食材の放射能検査を求める請願 否決 | 手塚たかひろ日誌

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「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」事務局長手塚たかひろのブログです。市民のひろば「ひこばえ」で生活相談も行っていますので、お気軽にお越しください。

313日 総務常任委員会 保育所。学校給食の食の放射能の独自検査を求める請願の審議 多くの枚方市民が傍聴し、関心の高さが分かる。委員会は、紹介議員の私への質問から始まった。

「請願者と私の関係 請願に対する議員の反応」などから質問が始まり、「全国に拡散したと言えるのか。風評被害につながる」などいくつかのの質問が出た。以後、委員から理事者への質問になった。枚方市の学校給食課 子育て支援室の職員から、市場に流通しているものは安全だ。大阪府の保険所が検査をしいるから安全だ。測定器を設置すれば2名の職員がいる。などの答弁が出た。

共産党の委員は積極的に請願に賛成の討論を行っていただいた。自民党の委員は「基準を超えたものは国が出荷制限をしている。大阪市の中央卸売市場でも基準を超えたものは出荷制限をしている。市場に流通しているものは安全」だから独自に設置をする必要がないと反対討論。

市場に流通している食材だから安全だとは言い切れない。だから、国や多くの市町村が独自の放射能検査をはじめた。その動きに逆行する委員会の討議。共産党の委員の賛成のみで請願を不採択とした。子どもの健康と市民の安心のためのお金をケチる感覚が不思議でならない。

ちなみに、京都市は2台目のゲルマニュウム半導体を1470万円で購入した。尼崎市は、シンチレーター2台を300万円で購入した。枚方市にとって工面できない金額ではない。

しっかりと検査をして、データーを公表することによって風評被害を防ぐことも出来る。

これで、あきらめるのでなく多くの市民と一緒に粘り強く独自検査の実施へむけて取り組みたい。