11月18日 大阪府市議会議員研修に参加 会場は府下各市から多く議員が参加していた。講師は佐々木信夫中央大学大学院教授 テーマは「地方議会は変われるか」 話は、大都市制度の問題から、議会の位置づけ、改革など多岐にわり参考になった。議会には、「①公共の決定者②権力の監視者③政策立案者④民意の集約者」として役割がある。
さらに、地方議員に対する世論として、
1 なぜ、議会は与党、野党の意識をもって対応するのか
2 なぜ、政府・立法活動(条例提案)を首長のみに頼るのか
3 なぜ、オール与党化し、自らの持つ監視・統制機能を放棄しているのか
4 なぜ、執行機関の監査委員などを兼ねるのか
5 なぜ、質問の事前通告をし、答弁を事前まですり合わせるのか
6 なぜ、議会は住民報告会や意見集約の機会を持たないのか
などの意見がある。と指摘する。この指摘はもっともだ。
結論として・従来の「行政改革(量的改革)」としての議会改革から「政治改革(質的改革)」としての議会改革へシフト」(自己改革を)と主張され、議会事務局の機能強化、例えば議会事務局長の特別職化なども提案された。
大枠は、賛成できる内容だ。特に議会として条例づくりなど政策を作る機能が弱い。議員がもっと政策の勉強をする必要がある。