4月29日 労働者派遣法「改正」を阻止するつどいに参加し、脇田滋龍谷大学教授の講演を聞きました。
4月6日国会に提出され、5月中旬が山場の改正案は、かっての3党案と全く違って改悪といえるものであること、派遣労働者の権利擁護につながらないことがわかりました。派遣労働者の代表も入れず、自公政権が任命した委員をそのまま引き継いだ委員会の答申では、まともな改正案を期待する方が無理というものです。正社員と大企業を守るための「法改正」というべきです。
派遣で働く当事者達は、「派遣法の大改悪阻止、廃止する闘いを強化する」と立ち上がっています。古来、「改悪」は「改正」と名付けて行われてきました。誰のための「改正」かよく考えてみる必要があります。
