市会議員の報酬月72万円は高過ぎます 見直しの議論を | 手塚たかひろ日誌

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「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」事務局長手塚たかひろのブログです。市民のひろば「ひこばえ」で生活相談も行っていますので、お気軽にお越しください。

4月26日 久しぶりで 早朝駅前宣伝行動に行きました。約1時間、「平和がいちばん」4月号を配布しました。市議会議員の報酬の見直しなど議会改革を訴えました。「平和がいちばん」4月号の1面を転載します。


市会議員の報酬月72万円は高過ぎます 見直しの議論を

市議会をもっと市民に役立つものにするための提案の続きです。

 現在の枚方市会議員の給料(報酬)は月額648900円で、別に毎月7万円の政務調査費がつきます。合計で約72万円。市民の生活からみればかなりの高額で、見直しが必要ではないかとほとんどの市民が考えています。高額な議員報酬を減らして待機児童や入所待ちの高齢者などの施策に回してほしいと思っています。

もう一方で議論がある「議員定数の削減」についてはどうでしょう。行財政の効率化のために「(議員は)少ないほど良い」との意見が一部にはありますが、定数を減らせば大きな組織を持たない普通の市民が議員になる道を狭めることになります。多様な市民の声が議会に反映しなくなり、市民自治に反することになります。

 次の提案です。市民が市議会に意見や要望を提出する制度があります。紹介議員があるものを請願、ないものを陳情と言いますが、紹介議員の有無にかかわらず市民の要請は議会で検討しなければならないことだと考えます。例えば一定数の連名で提出された事柄は必ず議論の場を設け、提案の代表者には意見陳述の機会を保障し、議論の経過は市民に明らかにする。そのことが行動する市民を増やし、市民自治の強化につながります。
 

市会議員は「どこかの会派に属さなければ活動ができない」と言われ、現在議員全員がどこかの会派に所属しています。何故なのでしょうか。会派に属さなければ本会議での一般質問はできないし、議会運営委員会にも参加できないなど、大きな不利益があるのです。議員一人一人は平等です。議会での質問の機会はすべての議員に公平に保障されるべきことです。そうでなければ、市民の声が反映できません。少数意見の尊重は民主主義の基本です。