1月17日の講座では話をされる佐久間忠夫さん
1月18日から国会が開催され、連日のように小澤民主党幹事長の疑惑が問題になっています。23日には検察による事情聴取と本人の記者会見もありました。
小澤幹事長にしても鳩山首相にしても、お金の出所の真相は別にして、私たち市民が考えられないようなお金が彼らに集まっていることは事実です。このような人に、私たち庶民の生活や気持が本当にわかるのかと不安になります。もちろん、自民党の政治家もしかりですが。
1月17日 社会保障基礎講座を開催しました。今回は、後期高齢者医療制度について、自治体の現場で仕事をしている方から報告を受けました。反対してハンストを国会前で2回実施された国労東京闘争団の佐久間忠夫さんから熱い思いが語れました。
昨年と比べて、後期高齢者医療についてそれほどマスコミで報道されません。国民の怒りの前に、暫定措置の減免を続け負担軽減をしている結果だと思います。暫定措置を続けなければ維持できない制度は廃止しかありません。
保険料の年金からの天引きは、困っている方の相談に乗ることができない。問題があるとの現場からの報告がありました。否応なしの天引きは大変問題だと思います。
民主党連立政権は、すぐの廃止ではなく、数年後の廃止を言っています。もとの老人保健制度に戻すのは事務的にも大変だ、新たな保健制度を考えるためというのが主な理由のようです。
確かに、老人医療保険制度復活させることは困難だと考えます。答えは、シンプルだと思います。まず、75歳以上の方は保健制度をやめて、医療費を全額公費負担すればよいと考えます。それなら今すぐできることです。
映画「シッコ」で明らかなように、多くの国で医療無料化が実現しています。保健制度から医療の無料化へ大きく舵を取る好機だと考えます