枚方からは、三角布に書かれたメッセージを届けました。
11月27日 パナソニックプラズマ吉岡力さんの最高裁公判 午前中のパナソニック東京支社前要請行動、公正判決を求める最高裁包囲行動に参加しました。
定数の5倍を超える傍聴希望者。傍聴はできなかったが、長時間にわたり、最高裁の周りは熱気に満ちていました。
吉岡さんは、「テントに隔離したことは、もちろん私に対する人権侵害行為ということもありますが、パナソニックの職場で働いている全ての従業員に対する人権侵害行為でもあります。私は、ただ、元の職場に戻り、これらの人権侵害を受けてきたパナソニック従業員の皆さんに『ようやく職場に戻れることができました』という一言が言いたいのです。」「必死に生きようとしている人間を否定する社会は間違った社会」と陳述したそうです。
一人の労働者への人権侵害を自分の問題とだけとらえず、同じ職場で働く者全体の問題ととらえる彼の基本スタンスが、多くの人々の共感を呼び、派遣労働撤廃への流れを作っています。
判決は、12月18日に決まりました。憲法や労働基準法に基づいた公正な判決が出ることを強く望みます。