穂谷のコスモス畑 まだ一面にコスモスが咲いていました
10月30日 枚方市東部の尊延寺や穂谷で息子が有機農業をしています。明後日に雨が予想されているため、急遽、刈り取った藁を束ねる作業の手伝いをしました。好転に恵まれ作業ははかどりましたが、半分も進んでいません。若者が里山の自然を守もりたいと、有機農業を始めた志はよしです。しかし、現実はきびしいものがあります。野菜の値は安く、毎日、目一杯働いても自活できる収入にはなりません。現金収入の大半は牛乳配達などのアルバイト収入のようです。
小規模で地道に働いている農業者が自活できる施策を、国も自治体も本気で取り組まなければと思います。農業に興味をもつ若者が増えていると聞きます。しかし、現実の厳しさに、手を引く人が多いとも聞きます。介護福祉をはじめ福祉の現場もそうです。意欲をもった多くの若者が低賃金とハードな労働条件でやめて行く現実です。
若者が未来に希望を持てる社会を作ること。急がなければと思います。