市民自治を考える | 手塚たかひろ日誌

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「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」事務局長手塚たかひろのブログです。市民のひろば「ひこばえ」で生活相談も行っていますので、お気軽にお越しください。


手塚隆寛の日誌 熱弁をふるわれる藤沢前箕面市長

 藤沢純一前箕面前市長と河上暁弘広島市立大学広島平和研究所講師をお招きして、第2回市民自治を考える集いを開催しました。

河上さんは、憲法改正には限界がある。現在の憲法の基本理念を否定することはできず、平和主義や国民主権、地方自治の尊重などは覆すことができないと強調されました。

また、市民との共同や市民参加などがよく言われるが、重要なのはどの場面で市民参加を実現させるかだと示唆に富んだ話もありました。

藤沢さんは市民派の3原則①お金の流れを透明にする②議会役所で知ったことを直接市民に知らせる③市民の声を直接 議会や市にとどけることを述べられました。

地方分権、地方主権は自治立法権、行政権、財政権に裏打ちされなければならないことも強調されました。このような裏付けのない三位一体の地方分権が掛け声だけでいかに地方自治をつぶしたかがわかります。

枚方市、現在の市長になってから一層、市民との距離が広がったように思います。市民からの質問や要望に対して、回答するか否かも検討するなど平気で言う職員まで出てくる有様です。いかに、市民が主人公の市政とかけ離れていることか。