人を使い捨てる派遣労働廃止は日韓共通の課題 | 手塚たかひろ日誌

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手塚隆寛の日誌

人を使い捨てる派遣労働廃止は日韓共通の課題

620日 派遣労働なくセ!日韓労働者連帯交流集会に参加しました。韓国の全国非正規労組連帯会議執行委員長パク・ジョナサンの話で、韓国も日本to o同じように派遣労働が増えている。2007年に非正規職保護法が施行され、同一職場で2年以上働けば正職員になることになったが、111か月で雇い止めをするなど、「脱法」行為が横行しているなど、日本と同じ状況であることがわかりました。ただ、韓国の運動は法律や裁判に頼るのでなく、運動、連帯の力で突破する力強さを持っていることが大きな違いだと思いました。500日を超える職場占拠したストラキなど日本で考えられないことです。

集会で脇田龍谷大教授の「日本も韓国も非正規は人権問題である。非正規は貧困問題だ。解雇は殺人だ」との話は、よくわかりました。派遣をはじめ非正規労働をなくし、だれもが働いて生活できる賃金が保障され、物のように使い捨てない社会、ルールをつくること。若者の未来の希望をつくることは若者だけでなく、私たちの団塊の世代の責任であることを痛感しました。また、日本だけでなく世界的な課題であることも改めてわかりました。