5月3日の憲法記念日、交野、枚方、京田辺、寝屋川とリレー式で行われた憲法キャラバンに参加しました。
スタートは10時半交野イズミヤ前、約20名の参加者がそれぞれに憲法に関わる自分の取り組みや考えを発言しながら、道行く人に憲法を考えてもらおうとチラシ配布をしました。
私は、交野、枚方、寝屋川コースに参加しました。大集会も悪くはないが、このような手作りの憲法トークも良いものだと思いました。
戦争は障害者や高齢者など戦争に役立たない人々を排除します。軍備に回すために社会保障に回すお金が削られます。
年間4兆8千億円の防衛予算、先日の北朝鮮の人工衛星打ち上げ騒動のように、役にも立たないミサイル迎撃態勢整備に莫大なお金を使う。他方、社会保障費は毎年2200億円削減の骨太方針がいまだに生きています。
自己責任と耳ざわりの良い言葉で、国の責任を減らしていく。減らした金が軍備へ大型公共事業へと向かう。
「大砲かバターか」の選択を迫られど「ちらもほどほどに」が庶民がおちいりやすい政府の罠。「大砲はいらない、バターを」が私たちの答えであると思います。憲法9条が危ない時、25条も危機に瀕します。事実、今、9条も25条も骨抜きにされています。
平和的に健康で文化的な生活を国民に保障することが国の責任と定めたのが憲法9条と25条です。
権利は私たちの努力がなければ実現されません。憲法に歌われているからと言ってじっとしていたら、掘り崩されるだけです。
5月3日の憲法記念日、そのことを改めて考え、訴えました。
