3月4日に、ワンディアクション実行委員会で枚方市教育委員会へ提出した要望です。教育委員会教育指導課へは卒業証書の年号記載問題への不誠実な対応への抗議もしました。
枚方市教育委員会の開催の周知について(質問及び要請)
平素は、
枚方市の教育行政へのご尽力に感謝いたします。 今、教育のあり方が問われています。「子どもの学ぶ権利の保障」「子どもの自主性を育て、生きる力を育む教育」等・・。多くの場で、様々な意見がでています。子どもの立場に立ち、市民、保護者、教員、教育にたづさわる多くの方の協力と責任で子ども達が未来への希望をもつ教育をつくることが必要と考えています。そのためには、情報の公開がなくてはなりません。
以下、質問と要請をいたします。尚、回答は、本年3月13日までに文書にてお願いします。
(質問)
① この3年間の教育委員会の傍聴者数を教えてください
② 教育委員会の開催周知方法のひとつにホームページを活用されていますが、過去3年間の教育委員会の開催日とホームベージへの掲載日をお教えください
③ ホームページ以外の周知方法を教えてください
(要請)
教育委員会の開催日は、1か月前までに公表、周知してください
「全国学力テスト」と枚方市の教育に関する「2月18日付け回答」
についての再質問と要請
私達が昨年12月4日に提出しました「『全国学力テスト』と枚方の教育に関する要請と質問書」に対し2月18日付けで南部一成教育長名の回答をいただきました。
回答には、2月10日定例教育委員会において平成21年度も「全国学力テスト」に参加すると決定したとの結果のみの報告と枚方市の教育は教育基本法と学校教育法の目的・目標に基づき行っているという旨のことがわずか6行の間に書かれていました。
記
1.私達は質問1で、「全国学力テスト」の市町村ごとの結果公表が「序列化や過度の競争」につながり、教育が「学力テスト」の数値偏重でゆがめられていくのではないかと危惧の念を表明しました。そして来年度から不参加にするよう求めました。それに対し一言もお答え、説明をいただけていません。文科省も当初から指摘していたそのような危惧が各地で現実化しているにもかかわらず参加をきめられたのはなぜですか。丁寧なる説明(回答)を求めます。
2.また枚方の教育について、教育基本法や学校教育法を一つの基準とすることは理解しますが、枚方独自に今まで大切にしてきた理念や目標、何よりその蓄積(成果)をふまえたこれからの方針をお聞かせ願いたいと思います。教育とは数値で現れる学力のみならず「人を育てる」総合的なものだと私達は理解していますし、枚方市の教育にはそのような点を大切にしてきた歴史があると思います。再度説明くださるよう求めます。
以上、2点の質問にお答えください。
