長い間、ご無沙汰しました。新年最初の日誌です。
イスラエルのガザへの侵攻、500人越える方が殺され3000人を越える方が負傷し、被害者は増え続けているとの報道が続いています。ドイツ在住梶村さんのメールで紹介されたノルウエー人医師の現地報告によると、死者の30%が子供で、負傷者の45%が女性と子供だとのことです。イスラエルのガザ攻撃は容認できません。国際法にも明らかに違反しています。
12月26日に厚労省は、昨年の10月から今年の3月までに約85000人の非正規労働者が職を失うとの報告を発表しました。その後も、派遣切りや正社員の解雇の報道が続いています。このままでは3月までには10万をはるかに越える人が職を失うことになりそうです。
企業の業績は悪化したとは言え、内部留保は莫大なものがあります。トヨタは13兆円を越えるそうです。十分な蓄えがあるのに、人を原材料のように簡単に首を切る企業の在り方、それを許す労働者派遣法は廃止しかないと思います。
俳優の仲代達也さんは「もし私が企業家に何か言うとしたら『これまでずいぶんもうけてきたでしょう。ためたお金を彼らに与えたらどうですか』『自分たちの月給を下げて、下の人たちを上げたらいいじゃないですか』ということです」(1月4日朝日新聞)と言っています。全く同感です。
定額給付金 これまで自分は受け取らないと言っていた麻生首相が、昨日の記者会見で「受けとるか否か決めていない」と発言しました。言うことがコロコロ変わる首相、百害あって一利なしです。
2009年は、国家が軍事力で市民の生活を破壊することや企業が人を物のように使い捨てる社会を変えたいものです。
