12月26日 若者の解雇撤回の取組に参加、中司裁判も傍聴しました | 手塚たかひろ日誌

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「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」事務局長手塚たかひろのブログです。市民のひろば「ひこばえ」で生活相談も行っていますので、お気軽にお越しください。

手塚隆寛の日誌 日本基礎技術本社前の宣伝行動


 1226日 友人の息子さん本田君の解雇撤回の本社前宣伝行動に参加しました。

 本田君は今年の4月に大卒新採として、大阪市内に本社がある日本基礎技術株式会社に入社しました。6か月の見習(試用)期間はあるものの正社員としての採用です。4月から研修が始まりました。研修期間も終わらない7月末に「仕事に向いていない」と一方的に解雇を通告されました。この会社で働き続けたいと「なかまユニオン」に入って会社と2度の交渉をしましたが埒が明きません。蓄えもなくなり122日大阪地裁に地位保全の仮処分の申し立てをしました。4時からの第1回審尋では来年の3月頃には決定を出すとのことです。

試用期間といえども、勝手に首を切ることはできません。採用した若者を一人前に育てることも会社の仕事です。

 企業が働く者を大事しない風潮の一端です。派遣社員の首切り、内定取り消しなど若者の働く条件はますます厳しくなり、企業は社会的な責任を取ろうとしません。本田君の勇気あり行動は、一人本田君のだけでなく若者の未来を作るものです。ご支援をよろしくお願いします。


 10時から、中司前市長の弁護側からの本人尋問がありました。

市長の経歴や政治姿勢がひとしきり述べられました。影響力を削ぐために談合したといわれる前市議も政敵ではなかったと述べるなど、談合に関与する必要がないことを強調しようとしました。また、平原元警部補との関係も警察官と市長との関係で個人的な友人関係はないと言いました。平原の妹の仲人や息子の就職のことも一般的ことだと言わんばかりの証言でした。しかし、息子が枚方市の採用試験を落ちた後、市内の大学の非常勤職員の採用試験を連絡し、採用後「非常勤でなく、常勤にできないか」との平原の要請にこたえて、大学へ問い合わせをした事実などが明らかにしました。

前市議と3人で頻繁に会っていたことも合わせると、職務上の普通の関係ではなくかなり深い特別な関係と判断できると思います。

次回は113日午前10時から、第2清掃工場建設について弁護側からの尋問です。