12月17日の午前中は中司被告人の公判では、当時、一般職員として最高責任者であった大塚元枚方市理事の証言でした。
「建屋工事の設計を分離発注にするように提案したのは自分だ」と証言しました。また、平原の幹部職員への2度の説明会で「平原から発注方式ついての話があった記憶はない」とも証言しました。いずれも、平原証言とはまったく異なる証言です。
いずれが真実かは置くとしても、1回目の時には、近隣の城南衛星管理組合の清掃工場の実績があるので、入札が不調になるとは思わなかったと言いながら、「98.4%の落札率が高いとは思わなかった。談合されたとは思わなかった」と証言しました。異常に高い落札率、そして城南衛星管理組合と比べて、著しく高い価格に疑問を抱かず、今回の清掃工場建設が、異常に高いカ買い物になったことへの反省がなければ、行政マンとして失格と言わざるを得ないと思います。残念です。
午後からは、中司・初田の併合公判になり、弁護側の質問に答える形で小堀証言がありました。
検察の人権を無視した厳しい取り調べであったことの証言に時間をかけていました。
次回は、12月22日午前10時より、検察側の反対尋問の予定です。
