11月28日中司公判 平原証言を傍聴しました | 手塚たかひろ日誌

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11月26日 京都永観堂の紅葉です


 11月28日の中司前市長公判の証人は平原元警部補でした。

彼は、前市長ら3人がいまだに、談合の関与を認めていないため、「ここまで内容が発覚しているのだから、知らないといわず、事実を話していたら、こういう形で証言しなくてもよかった。話をすることで真相究明に結びつけたら」という風に証言する気持ちを述べました。

 平原証言のほとんどはこれまで明らかになったことでしたが、前市長らが大林組へ有利に運ぶために一括発注を分離発注に変えさせるために、市の幹部へ「談合防止のために分離発注にする」納得を作ることが平原の役割であることが再度証言しました。

 また、前市長がら衆議院選挙で落選したのち、「金銭援助をしてくれる企業はないか」と相談され、いくつかの企業を平原が紹介したこと。妹の結婚式の仲人や息子こ就職の世話を前市長にしてもらったことなど、2人の関係の深さが証言されました。

 弁護側は、「中司は多くの頼まれ仲人をしている。平原の件もそのひとつ」とでも言いたいようで、中司と平原の関係を薄めようしていました。頼まれ仲人を引き受けることや、就職の口利きをすること自体が深い関係があることの表れだと思います。

 12月5日午前10時から、引き続き弁護側が反対尋問をします。どのようなことを尋問するのか興味深いものがあります。時間のある方には傍聴をすすめます。