衝撃的でした。
特に後半・・・まさか、まさか
「恋」っていうくらいだから、恋愛小説なわけですが、
う~ん 深いです。
登場してくる人たちは、特殊というか異常かもしれない。
けど、誰しもそういう部分は持っていると思う。
それを受け入れるのか?
受け入れないのか?
どうも最近、きれいな言葉がつらつらと書かれているような文章が好きじゃない。
なんでだろう・・・
世の中、そんなにキレイじゃないよって斜めに見てしまう。
かっこつけるなよって思ってしまう。
この作品は、おのおのの欲求がそのまま書かれている、
自分の中の葛藤が書かれてる。
だから、好きなのかな。
個人的には、後半が衝撃的だった。
けど、読む人によっては前半からびっくりしてしまうかも?
でも、読後感は悪くない。
むしろ清々しい。
うまいな~
本は、紹介されて読むことが多い。
「この作家面白いよ」っと友人に言われると、すぐ買ってみる。
私の感覚的なものをわかってるひとたちのご紹介なので、たいていはまる。
そうすると、他の作品も読んでみたくなる。
そして、気付くと・・・その作家の本を買い漁って読み漁ってる。
小川洋子さんブームは継続中。
小池真理子さんブームは予感大。
そしてやっぱり、中島らもは好き。
今読んでるのは・・・井坂幸太郎さん。
「この人、趣味の感覚が似てる」って思った人が、なにやら読んだそうなので手にとってみました。
なかなか面白いです。
活字ブームがやってきた☆