最近、五十肩の痛みで来院されている患者さんがいます。
治療で少し痛みがひいてきたもののまだ動かすと寝れないほどの痛みが出るので、安静を指示してました。
日曜日をはさんで、さあトレーニングができるかな?
と思ったら、腕を痛くない方の腕で掴んで来院されました。
イヤな予感がしたのですが、その予感は見事に的中・・・
ダンナさんが、友達で以前に肩の痛い人を治した事があると言って家まで連れてきたそうなんです。
イヤがる患者さんを、
「騙されたと思って1度やってみて!」
と運動をさせたそうなんです。
患者さんも、
「やめて!」
と抵抗したそうなんですが、やった直後から痛みがひどくなり、また寝れないほどの痛みが出て、もっとひどくなってしまったそうです。
話をしながら、よっぽど悔しかったのか、泣かれていました。
結局、そのダンナさんの友達は、来なくなったそうですが、症状を悪くしただけです。
素人の怖いのは、自分の治したのは覚えてますが、悪くなれば、知らん顔できるところ。
だって、好意でやってあげただけだから。
悪くした状態を元に戻してから、治すのは倍以上の時間がかかるのです。
あなたも、自信満々の友達には気をつけてください。