《これまでのお話》

ヒプノセラピー:出家した山城の姫①

 

今、何を思っているのかを聞かれ、首が痛いので首を斬られたんだと思うと答えました。

背後から斬られたという感覚がありました。

 

この人生を振り返ってみて、やり残したことや、後悔したことについては、敵に従いたくは

なかったと答えました。心配を理由にして敵方の男性が言い寄ってきたようですが、

それが嫌で仕方がなかったようです。このことを話している時に、現世で仕事関係で何度も

関わっている人の顔が浮かびました。かつて、その人が上司だったことがあり、そのときに

言い寄られ、力関係を利用されているようで、いやで仕方なかったのを思い出しました。

 

この前世の人が、現世の私としての人生を選んで生まれてきた理由は、

「やらなきゃいけないことがあったから」と答えたものの、その内容については、さっぱり

わかりませんでした。


同様に、前世の人生の課題も、わかりませんでした。

学んだことも、あまりないと思っているようでした。

 

現世の私へのアドバイスやメッセージは、一言、「大丈夫!!」でした。

持っていると幸運を招くお守りは、「小さいピンクの石」と伝えられました。

 

この小さいピンクの石のイメージとして浮かんでいたのは、ローズクォーツでした。

このときは、ローズクォーツを恋愛成就に効くパワーストーンぐらいに思っていましたが、

ちょっと調べてみたら、そのままの自分を許し、愛し、信頼することを教えてくれる石と

いう記載もありました。また、心の傷やトラウマを癒す効果もあるようで、まさに今必要な

パワーストーンかもしれないと感じました。

 

前世の人は自分を「姫」と思っているようでしたが、尼さんの格好をしているようにしか

思えませんでした。

前世の人について、「姫と言っているけれど、尼さんに見えます」と言うと、マリア先生が、

「姫ですよ」と教えてくれました。何か事情があって出家したような気がしました。

 

この人は、最期は殺されているぐらいなので、決して穏やかで平凡な日々を過ごしてきた

わけではなさそうでしたが、刺激の少ない人生だったような気がしました。

自分の意志で行動したくても、できなかった人という印象を持ちました。

 

ヒプノセラピー:出家した山城の姫③