本日は恒例の第4回樋口真吉杯・幡多剣道大会が市内の武道館にて開催され、やく80名余の小中学生の剣士たちが熱戦を繰り広げました。
小学生の剣道は幡多地域に6か所の町道場のような剣道指導部があり幡多剣道連盟を結成して青少年の剣道指導を行っているそうです。それぞれの道場が指導理念を掲げており、窪川少年剣道クラブは「誠実」、宿毛剣武会は「翔」、渡川子供剣心会は「剣心一如」、黒潮町一心会は「皆我師 感謝」、「後川少年剣道クラブは「調和」、山奈剣道教室は「気迫」という具合に各垂れ幕に各指導理念を表示して会場を盛り上げていました。
今日の大会は四万十市民総合体育祭の行事として開催されていて、4年前から樋口真吉杯として開催されています。
樋口真吉顕彰会としては小学生の部に入賞メダルと団体戦優勝カップを提供しています。
時代の流れというか現代は野球、サッカーなど選択肢が多くて剣道を学ぶ子供たちは必ずしも多くないように見受けます。そんな中、幡多地域に六ケ所も剣道愛好会があって毎年この大会を目指して研鑽を積んでいるといいます。
今回は80名弱の参加人数で、とりわけ小学生の試合は何ともかわいくて、しかししっかりと試合になっていて感心しました。
140年前、この地域から80余名の青年が戊辰戦争に参加していますが、平和な時代にこれだけの剣道を愛好する子供たちが居て、彼らを教える指導陣が各地に居られることに感動した1日でした。