①豊橋駅〜本長篠駅編の続き。


伊那路1号は本長篠駅を発車。
次の停車駅は湯谷温泉駅です。

まもなく、湯谷温泉(ゆやおんせん)。

湯谷温泉駅に到着。
湯谷温泉は三河の奥座敷と呼ばれ、日本百名泉にも名を連ねます。

湯谷温泉駅を発車。
次の停車駅は中部天竜駅です。

伊那路1号は鳳来峡の渓谷を駆け抜けます。
車掌さんから宇連(うれ)川についての案内放送があります。


柿平(かきだいら)駅を通過。



東栄駅を通過。車掌さんから東栄駅の駅舎についての案内放送があります。


伊那路1号は、愛知県東栄町から静岡県浜松市天竜区に入り、浦川駅を通過。


〜 浦川(うらかわ)駅 〜

浦川駅は飯田線秘境駅号の停車駅です。

駅の構内はわりと広々としています。

駅前通りは、わりと盛んな感じです。

以上、浦川駅のご案内でした。


伊那路1号は大千瀬(おおちせ)川沿いを走ります。大千瀬川はこの先で天竜川と合流します。

大千瀬川の向こうは、三遠南信道の佐久間河合インターです。

三遠南信道は鳳来峡インターから東栄インター間が2025年度に開通する予定で、新東名の浜松いなさジャンクションから佐久間河合インターまでが高速道路で結ばれます。

伊那路1号はようやく天竜川と出会います。車窓に映る橋梁は、天竜川に架かる国道473号線の原田橋です。

原田橋は土砂崩れによる崩壊をくり返し、現在は三代目の橋が架けられています。

中部天竜駅に到着。
ここで乗務員の交代と、伊那路2号豊橋行きとの列車すれ違いを行ないます。


中部天竜駅の詳細はこちらをご覧下さい。



中部天竜駅でコラボする、伊那路1号飯田行きと伊那路2号豊橋行き。


伊那路1号は、伊那路2号豊橋行きの発車を見送って、まもなく発車となります。


中部天竜駅を発車。
次の停車駅は水窪駅です。

天竜川を渡ります。天竜川とはこの先の大嵐駅まで、しばしのお別れとなります。

ちなみに、飯田線が天竜川を渡るのは、ここ佐久間と天龍峡と辰野駅付近と岡谷駅付近の四箇所だけです。

佐久間の里を後にします。


相月駅を通過。



〜 相月(あいづき)駅 〜

2023秘境駅ランキング第77位。

相月駅はトンネルとトンネルの狭間にあり、うっそうと生い茂る樹木が秘境感を盛り上げます。

駅のすぐ下は国道152号線です。ここはまだ飯田線の秘境区間ではありませんが、相月駅は存分に秘境感を楽しむことができます。

以上、相月駅のご案内でした。



城西(しろにし)駅を通過。


この先、飯田線の珍鉄橋として有名な「渡らずの鉄橋」を通過します。

水窪川に架かる渡らずの鉄橋は、川を渡り切らずにそのまま連続する橋で同じ岸に戻ってしまう珍しい橋です。


渡らずの鉄橋を通過します。

渡るふりして同じ岸に戻るので、確かに川は渡ったことにはなりません。

前面展望もご覧下さい。


伊那路1号は水窪(みさくぼ)駅に到着。
浜松市最北端の街、旧水窪町は合併して現在は浜松市ですが、市の中心部からここまで車で約2時間ほどかかります。



③水窪駅〜天竜峡駅編へ続く。