大谷翔平選手(捻挫) | 島川はり灸院(院長ブログ)

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堺市ではり灸院を営んでいます。
各疾患別に治療例を紹介しています。
はり灸の話を中心に日記も書いていきます。

こんにちは。

今回も前々回に続いて捻挫がテーマになります。

何故なら私が今年から応援している大谷翔平選手が2日前

に左足首を負傷してしまい心配で仕方がないからです。

昨日、今日と先発メンバーから外されていました。

私を含めファン心理としては大谷選手に1日でも早く現場に

復帰してほしいと願うものです。

しかし、今回の大谷選手を悩ます捻挫を舐めてはいけません。

負傷の程度によって患部の安静期間は異なってきますが、大

谷選手が昨日、今日と試合に出ていない事を考えると患部の

痛みや何かしら違和感がまだ残っていると思われます。

少なくとも負傷後1週間は患部に負担をかけてはだめです。

釈迦に説法になるかもしれませんが大谷選手が今やるべき事

は無理をせず完全に足首の捻挫を「治しきる」ことです。

中途半端の状態で復帰してしまうと、また、同じ箇所を傷めて

しまう確率がグンと上がります(クセになってしまう)。

この「治しきる」とは捻挫だけではなく他の多くの疾患にも当て

はまります。

病が完治する前に無理をして病が長引いたり、ややこしくして

しまうケースはよくあります。

治療する側も病が長引けば長引くほど診断に迷いが生じてきます。

よくスポーツ選手が負傷して最初の診断よりも大幅に復帰が遅れ

るといったケースを紙面などで見たことがあると思います。

これなどは結果を残す事を優先しすぎた為です。

ですからエンゼルスの上層部や現場のコーチ陣、医療スタッフは

焦らずに大谷選手の復帰時期を見極めて貰いたいものです。

大谷選手にはイチローや松井秀喜さんを遥かに凌ぐほどのポテン

シャルがあると私は思います。

また、超の付くスター性も兼ね備えておられ私自身、あの野茂英雄

さん以来の興奮や喜びを大谷選手から頂いております。

商業的にも抜群の成果をこれから先も日米両国にもたらす事の

できる価値ある選手なので大事にしていかないと罰が当りますよ。

おしまい。

 

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