こんにちは
臨床心理士、反射の統合ワーカー
ふっこ@札幌桑園 こころとからだをゆるめるーむです。
【発達障害】は、発達のプロセスにおいて何らかの困難さを抱える子どもたちの総称(1987年 DSMⅢ-Rから使われ始めました)。
なお、最新のDSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル)では【神経発達症】と診断名が変更されています。
【発達凸凹でこぼこ】は、児童精神科医の杉山登志郎先生が提唱している考え方で、正式な診断名ではありませんが、一般に広く浸透してきています。
杉山先生は、「教えて 発達障害・発達凸凹のこと」の著書の中で
発達障害と診断される子どもたちには、3種類あるとし、
●<病気>として対応すべき【器質系発達障害】
●<正常からの偏り>として対応すべき【発達凸凹】
●逆境体験が背後にある【トラウマ系発達障害】
それぞれのタイプに合わせた対応が必要と説明されています。
【発達凸凹】を考えるにあたり、<発達凸凹は、注意のロック機能の障害>と理解すると分かりやすいと述べられています。
発達凸凹の子どもたちは、一つのことに注意をロック(=固定)するのが難しい、あるいは一度ロックをかけたらそこから外すのが難しい。
ロックをかけるのが難しいのはADHD的で、外すのが難しいのは自閉スペクトラム症的、という理解で、同じ現象の裏表だそう。
また、知的な遅れのない発達凸凹の場合、脳の部署ごとに能力にばらつきがある、そのばらつきのある部署どうしが共同して働くことに難しさがある、とも述べられています。チームプレーがうまくいってない状態。
梅田幸子さんのブログでは、この発達障害の凸凹について分かりやすく図にして説明されていました。
たとえるならば、
スポーツカーのブレーキだけが
一般車のものを搭載している感じ。
ブレーキ単体で見れば
問題ないのですが、
スポーツカーに搭載されると、
その車は扱いづらいし、危ない。
ただ、そんなバランスの悪い車でも
平均以上の突出した能力=武器も多いので、
上手な戦い方を編み出すことが
できれば社会的には成功します。
では、反射の統合で
デコボコの凹みが底上げされると、
どうなるか?
先ほどのスポーツカーで言えば、
ブレーキもスポーツカー仕様になるので、
運転が楽。
ブレーキの事故が減ります。
そして、ブレーキの弱さを
気にしなくていいので、
よりスピードを出すことができます。
=強みが活かせる。
戦い方のバリエーションも増えます。
こんな風に反射の統合、発達は、
・楽になる
・才能をより活かせる
・選択肢が増える
この【デコボコ】の凹みを、【反射の統合】で底上げすることができる。
固める反射(恐怖麻痺反射)、原始反射は【発達の土台】だからです!
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