大学での講義の舞台裏 | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

私が取り組んでいる課外活動(志事)の中でも、

たぶん一番熱心に関わっているのが

公務員キャリアデザインスタジオ(CDS)の活動。

 

自分が言いだしっぺで立ち上げて、

代表にも就いていますしね。

 

 

その活動の中でも大きな柱が、

大学で公務員のリアルをお伝えする講義です。

(例えば、下記の記事みたいな感じでやってます)

 

10月16日記事

どうしよう!?急遽、パワポ無しで講義?

 

10月20日記事

実体験に勝るメッセージはない

 

 

 

この活動についてよく訊かれるのが、

 どうやって登壇者を決めているのか

 登壇者はどんなことを話しているのか

 学生からはどんな反響や感想があるのか

といったことです。

 

 

今日はそんな私たちの活動の舞台裏を

一部ですが、ご紹介いたします。

 

 

 

まず、大学での講義が決まるのは、

大体CDSのメンバーが大学の先生と接触して、

依頼を受けるところから始まります。

 

大学の事務方さんから案件が始まることは、

これまでの経験ではありません。

 

あくまで大学の先生との個人的なつながりから、

CDSとしてお引き受けし、

その依頼内容に合わせたプログラムを考えるという流れです。

 

 

講義をするのは1コマだけなのか、4コマあるのか。

学年や学科、公務員志望の学生の割合もお聞きし、

そこでどんな公務員からどんな話をしてもらいたいのか。

 

 

そういった希望をお聴きした上で、

どんな公務員に登壇してもらうのが

依頼の趣旨の沿うのかをメンバーで検討し、

メンバーの中から登壇者を立てるのか、

メンバー外の公務員を招聘するのかを決めます。

 

 

宝石ブルーここは若手の公務員が、公務員を目指すことにしたキッカケや

 公務員になる前と実際になった後のギャップを話すといいのでは

 

宝石ブルー国家公務員と地方公務員、両方とも登壇した方が・・・

 

宝石ブルー課外活動(サードプレイス)や家族のことについて話せる人は・・・

 

宝石ブルー4回のうち、一度は女性の公務員に登壇してもらおう

 

 

依頼を踏まえて、こんな風に考えています。

 

 

 

CDSメンバー外の公務員を招聘する場合は、

講義日程の関係で適わないこともありますので、

その場合に備えて代案を考えておくことも。

 

私が担当したコマでは、若手公務員にお願いしたくて、

あの人がいいかな、この人もいいな、って考えて

事前に日程を含めて相談したものの、

一人、二人と断られているうちに、

講義の日程が近くなって焦ったこともありました。

 

 

 

では、そうやって決まった登壇者が

実際に講義の際にどのような話をしているのか

というと。

 

 

基本的に実体験を話していただいています。

 

 

公務員を受験するときに感じたこと、やってみたこと

公務員になって実際に経験した仕事のこと

どんな失敗をして、どんな成功体験をしたのか

 

 

CDSとしてこういった話をしていただきたい

というのはあまり細かくお願いしませんが、

“公務員のあるべき論”ではなく

“公務員のリアル”を伝えるのが目的だという点は

理解していただいたうえで話していただくようにしています。

 

 

例えば、

公務員だから法律をキチンと理解しなければいけない

 

ではなく、

 

“私”は法律をキチンと理解していた(していなかった)ために

こういう経験(成功・失敗)をした

 

という、あくまで一人称の話

いいのではないかなと思っています。

 

 

もちろん、登壇する公務員自身が、

「私は○○ということが大切だと思う」

という一人称での持論は大いに結構だと思うのですが、

 

現役の公務員が、公務員を志す学生に向かって

あたかもそこに正解があるかのように

 

「公務員はこういうものだよ」

「公務員なんだからこうじゃなくちゃいけないんだよ」

 

という一般的な正義と見紛う言い方は、

あまりしない方がいいんじゃないかなっていうのが、

私の考えです。

 

 

安全な場所から、物事の一面だけを見て

これが正解に違いないと決め付けて

それを相手のためだと心底信じて伝えるより

 

出来るだけリアルな生の事実と気持ちを伝えて

それをどう受け止めるかは聞き手に任せること。

 

結果的に

公務員より民間の方がいいなって思う人がいても

事実を知って公務員を志望しないことにするなら、

それは本人にとっても私たちにとってもハッピーだから。

 

 

なので、CDSがお任せいただく講義で

ゲストスピーカーとして現役公務員が話すときは、

 

どんな経験をして、

そこでどんなことを感じて、

後悔したこと、

だからこそ今大切にしていること

 

を語ってもらうように心がけています。

 

 

 

 

そういう話をさせていただくと、

結構な割合で

「公務員に対する印象が変わった」

という学生さんがいます。

 

 

残業や休日出勤があること

国や民間企業への出向があること

デスクワークばかりではないこと

意外と創造的な仕事があること

 

 

そういったことに対して、

それまで思っていた公務員像とは違う

という声を多くいただきます。

 

もちろん一部には、

思っていたとおりだったという声も。

 

それでいいんだと思います。

 

学生さんの中にも

公務員をどのようにイメージしているのか

様々な幅や彩度、具体性のイメージを

皆さんお持ちのようです。

 

それがネットや書籍だけではなく、

キチンと現役の公務員から

リアルな情報を得てお持ちのイメージなら

私たちが講義でお話をしたとしても

それほど更新される情報は無いかもしれません。

 

 

でも、多くの学生さんは、

ネットや書籍、場合によっては親御さんから

もたらされる情報だけで公務員像を作ってます。

 

 

これまで大学でお話をさせていただき、

アンケートなどで学生さんの声をお聴きすると、

そんなちょっとステレオタイプな公務員像を持つ

学生さんにリアルな公務員の姿をお伝えして、

公務員に対する印象を形作る手助けをすることは、

一定程度効果があるような気がしています。

(もちろん本当の効果は、彼らが公務員になって

 どんなギャップを感じるのか、感じないのかと、

 それによるモチベーションの変化に現れるのですが)

 

 

 

ネット、テレビ、書籍と

あらゆるメディアで情報が得られるからこそ、

一般化されていない、

論理立てされていない、

体系化もされていない、

生の実体験の声や失敗談こそが

価値を持ち始めているのかもしれません。

 

私たち公務員キャリアデザインスタジオとしては、

 

生の実体験、公務員のリアルをお届けし

学生さんたちが

1.公務員になったときのギャップを小さくする

2.民間も含めて職業選択の材料にしていただく

ということに貢献できたらいいなと思って、

これからも大学などでのお話を続けたいと思います。

 

 

 

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昨年の3月に設立したCDS。

1年目だった昨年は、

今回の城西大学経済学部に加えて、

日本大学法学部や芝浦工業大学大宮キャンパスなどで

やはり公務員のリアルを伝える講義をさせていただきました。

 

受講していただいた学生さんは、のべ400人ほど。

その8割が「講義の前後で公務員の印象が変わった」

とアンケートで回答してくれました。

 

そして、2年目となる今年は、

5月には今年度最初の講義の機会をいただき、

既に城西大学、大東文化大学、

文京学院大学、駿河台大学院で講義をし、

今週からは日本大学法学部でも始まりました。

(他にも来月以降、予定している大学も)

 

実は大学での講義については、

登壇者の手配に苦労することも少なくないのですが、

きれいごとでは決してない“公務員のリアル”を伝える

という趣旨に沿っていれば、CDSの手の届く範囲で

一人でも多くの学生さんにお届けしたいと考えております。

 

もし、こういった活動に対して興味がある、

現役公務員の派遣を希望するという

大学関係者の方がいらっしゃいましたら、

一度ご相談ください。

 

【問い合わせ先】公務員キャリアデザインスタジオ事務局

Eメール:k.careerdesign@gmail.com

Facebookページ:https://www.facebook.com/kcareerdesign/

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