こんばんは。
このブログのタイトルは、
昨日、仕事をしながら、ふと思ったことです。
地域間連携って、話題としては結構聴くんですけど、
そもそも何だっけ? って思ったんです。
例えば、地域間連携と聴くと、
私の仕事の地方創生の関係では、
鹿児島県長島町と富山県氷見市のブリ奨学金 とか
東京都豊島区と埼玉県秩父市の移住構想(CCRC構想) とか
さいたま市を中心とした東日本連携創生フォーラム とか
瀬戸内海のDMOであるせとうち観光推進機構 とか
いろいろとありますよね。
(これらの例をケシカランと思ってるわけではありません)
地域と地域が連携する。
コレって公務員としては、
言葉としては結構ストンと落ちてくる言葉なのですが、
よくよく考えると、実際のところ何なんでしょうね。
ちなみに国が制度を整備した
地方創生の加速加速化交付金(平成27年度補正予算)
という交付金があるのですが、
この交付金の対象事業の用件の一つとしても
この『地域間連携』というのは推奨されています。
地域間連携。
地域と地域が連携する。
例えば、その事例として時々聞くのは、
地域間連携を進めるべく二つの自治体の首長同士が
連携協定を締結するというもの。
こういう風に連携協定が締結されると、
私たち行政マンは、何となく地域間で連携するんだな
っていう印象を抱きます。
しかし、
協定が締結された段階では、具体的に実施される事業について、
それほど詳細に詰まっていないことも少なくありません。
そう。
市役所同士が連携したとしても、
それが即ち地域間で連携がなされたとは言えません。
では、地域間連携が成立した、
というのはどういう状況なのでしょうか。
それは、私は
地域の行政も、民間企業も、学校や金融機関も、そして、市民も、
あの地域との間では特定の目的のために協力し合っていて、
人の交流がなされ、協力して事業を進めているよな~
と認識している状態なんだろうと思います。
そこにおいて、市役所同士が連携しているかどうかは、
確かに有効なのかもしれませんが、マストではなくて、
それよりも実際にフィールドで活動する人たちが
地域間で交流し、協力し合っている状況が現実として存在して、
その存在がしっかり見える化されていて、
それらの活動に参加していない地域の様々なプレイヤーにも
認識してもらえている状況が大切なんだろうと思うんです。
そこで市役所が、行政が出来ることは?
もちろん具体的な活動を支えることも出来ますし、
先方の地域の関係者と地元の関係者を繋ぐことも出来ますし、
地域の人々に認識してもらうための見える化も大切な仕事。
忘れてはいけないのは、
首長同士が連携協定を締結することが成果ではないぜ!
ということ。
そして、地域間連携で常に価値を生み出してくれるのは、
自分たち行政マンではなくて
地域で具体的に活動をしている企業や市民である
ということを、絶対に忘れてはいけないと思うのです。
市役所に何が出来るかを一所懸命考えるのではなくて、
地域の皆さんが相手方の地域と連携して何をやりたいのかを理解し、
それが地域間でどんな価値を生み出すことにつながるのかを
誰の目から見ても確かなように整理し、共有し、
それぞれの地域の関係者が気持ちよく活動できるように、
利害もタスクも調整をし、最後まで伴走すること。
間違っても、
首長同士が握手したとたんに、
あ~、やっと終わった~
見たいな顔をしてはダメなんだと思いますよ~!!