最後にそのピースを埋めるのは誰か | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。



おはようございます。

グラウンドは使う人もおらず、いまだ雪原のまま。


月曜~金曜まで5日間。ここ滋賀県大津で、
自治体職員の皆さんを対象とした研修を実施しております。
私は初日は講師を務め、
2日目以降は研修生のために演習の支援をしております。


ここまで、初日の私は脇に置いておくとして、
 AIA  木下斉さん
 じゃらんリサーチセンター  沢登次彦さん
 Open A  馬場正尊さん
 CCC  高橋聡さん
 紫波町公民連携室  鎌田千市さん
といった講師の皆さんに講義をしていただきました。


また、「演習」ということで、
 三菱UFJリサーチ&コンサル
のコンサルタントの方から課題の設定の技術や
 近畿経済産業局
のRESAS普及担当者の方からRESASの使い方を
実演・実習を交えながらご指導いただきました。


この研修は『実践!地域活性化』というタイトルです。


今日は、午前中に
 博報堂
のビジネスコンサルタントの方から
地域プロモーションとマーケティングについて学びますが、
これも講義だけではなく、「演習」をしていただきます。

そして、今日の午後から明日にかけては、
 氷見市地方創生政策監  宮本祐輔さん
にご登壇いただき、これまでの学びを使った最終発表に向けて
地域の問題を見出し、課題を設定し、解決策を考え出し、
それらを戦略としてまとめ上げる総合演習をご指導いただきます。



この研修は『実践!地域活性化』というタイトルです。(再掲)



なんでこんなプログラム構成になっているのか、
私なりに感じているのは、
地方創生でも地域活性化でも“名付け”は何でもいいのですが、
そこに携わる行政マンに求められるのは

①熱意(自分ごとと考えているか、最後までやりぬくか)
②行動力(動いてから、または動きながら考えられるか)


そして、

③埋めるヂカラ

ではないかと。


埋めるヂカラ(力)というのは、

「これ誰がやるんだろう?」
「誰かこれをやってくれたらいいのに」


という、地域を盛り上げるときに
どうしてもそこの関係者だけでは埋められないピースを、
最後の最後に埋めることができる力。


それは最後は
お金かもしれないし、
専門家かもしれないし、
民間企業かもしれないし、
手作業をする労働力かもしれないし、
市民や市場のニーズかもしれない。



その埋めるヂカラを身に付けるためには、
関係者との調整能力が不可欠ですが、
関係者と調整するためには、そこで起こっていることの
問題を正しく把握し、(仮説でも)課題を設定し、
関係者と共有するステップが必要になります。

また、私なりに
専門家や民間企業との事業の経験から申しますと、
行政が専門家や民間企業と連携しようと思ったら、
通常の行政の用語や知識だけではなく、
彼らの言語や思考フレームを理解し、そこに寄り添い
相談することが有効です。


それができなければ、
お金がなくても行政の予算や投資・融資を引っ張ることはできないし、
専門家や企業を口説いて現地に入っていただくこともできません。
(専門家は熱意だけで来てくれる人も中にはおられますが・・・)

そして、最後の最後、どうしても埋まらなければ
自分自身がピースとなって埋めることが求められることもあります。
実際、そうやってNPOやまちづくり会社に入る行政マンもいますよね。



どの講義が、どの演習が
具体的にどんな『埋めるヂカラ』を育む意図で組み込まれているのか
個別に詳述はいたしませんが、
通常の行政マンに求められる能力にプラスして、
地域活性化を実践するときに必要な知識や技術を
(今回の研修だけでは確かに入り口部分に過ぎないかもしれないけど)
身に付けるキッカケになればと願っています。



そして、ここで学ぶこと、上述した埋めるヂカラって、

地域活性化に限らず
これからの行政マンに必要な力


だと思うんですよね。

だから、きっと地域活性化に限らず
業務全般で、いや、業務外でも使える武器になるはずですよ