おはようございます。
一昨日(11月28日)に前橋市で開催された
第3回上州OM×第4回関東自主研サミット
に参加(一部、主催者側)したということで、
レポを書いております。
11月29日記事
【レポ前編】未来志向をこの手で~上州OM×関東自主研サミット~
http://ameblo.jp/shimada10708/entry-12100759499.html
今朝はその続編です。
よろしければ、【レポ前編】も併せてご覧ください m(_ _ )m
* * *
さて、
オリンピックが紡ぐ、首都圏と地域の未来
というテーマで開催された
第3回上州OM×第4回関東自主研サミット。
昨日の記事では、会場設営の様子から始まり、
文部科学省の室長補佐による講演の様子をお伝えしました。
講演では、
文化・芸術もオリパラなんだ!?
なんていう気付きを参加者にもたらしたり、
私としては、文化プログラムの話と、
今後の自治体などへの展開の話が印象的だったり。
その講演を受けて、始まったワールドカフェ。
■ワールドカフェ
今回のワールドカフェは、主催者から
立場や地域の異なるみんなで、
オリンピックとその先の未来について
アイデアをつなごう、ひろげよう
というメッセージが参加者に向けて送られていました。
立場や地域の異なるみんなで
今回のイベントがオフサイトミーティングということもあって、
集まっている公務員は多種多様。
地方自治体の職員が多かったようですが、
日ごろ就いている業務も直接オリパラに関連している人もいれば、
まったく関係のない業務の人も(こちらが圧倒的多数)いたり。
役職もバラバラで、若手から管理職や幹部クラスまで様々。
正直、
どんな共通言語で会話するんだろう?
って心配していました(笑)。
でも、司会の人たちから
いいんです!何でも大丈夫です!
先輩だから率直な意見をぶつけられない
なんていうことは考えなくていいんです!
という言葉は、参加者の積極性を引き出して、
会場の温度を2~3℃上げてくれた気がします。
150人で行うワールドカフェ。
規模もさることながら、その盛り上がりが凄かった!
司会の2人は芸人のようなボケとツッコミの2枚看板。
参加者に近づいて、場を盛り上げていました。
そういえば、ご紹介が遅れましたが、
ワールドカフェの司会を務めたのは、群馬県庁の若手2人。
私の中では、この2人に今回の
最優秀新人賞
をあげたい!
(何で上から目線なんだ!?というお叱りは承知のうえで)
閉会後、このワールドカフェの設計の中心的役割を担った
チームのプロデューサー的なメンバーに聴きました。
元々は2人とも
ワールドカフェの司会をできるようなキャラでもなく、
それができるスキルを持っていたわけでもなかった
でも、2人は やりたい って言ったんです、自分たちから。
恐らくは、原稿の構成もたくさん悩んで組み立てたでしょうし、
しっかり組みたてた分、たくさん練習もしたでしょう。
それでも開会前のリハをチェックさせていただいた様子では、
上手いと言えるデキには到達していませんでした。
私もそのリハで細かい点をいくつも伝えても・・・と思い、
大切なポイント2つと「上手くできてるから大丈夫!」
とだけ伝えました。
でも、実際にふたを開けてみたら・・・
いや~、若手は本番で化けますね(笑)
そんな、化けた2人の若手が
場をコントロールするワールドカフェでは、
以下の3つの問が投げかけられました。
そもそもオリンピックを開催することは、
日本にとって、どのような価値があるのでしょうか?
2020年、その価値が、あなたの地域で実現したとき、
その地域の皆は、どんな表情をしていますか?
その未来は、あなたに対してどのような一歩を
踏み出して欲しいと思っているでしょうか?
う~ん、難しいぜ!
ワールドカフェって、
司会のスキル、集まった参加者、小道具や装飾、そして問と、
様々な要素でその質や参加者の満足度が決まりますが、
私は、圧倒的に
問がどれくらいパワフルか
が大きく影響すると信じています。
そういう観点で見てみると、
今回設定された3つの問、特に最後の問は、
参加者の想定を大きく超えて、高めの球だったかなと。
参加者の中からも、
難しかったという声は聴かれました。
でも、私は結果的に好かったのでは?と思っています。
問は確かに難しかった。
でも、それはやはりパワフルな問でした。
* * *
ワールドカフェの途中ではありますが、
長くなりましたので今朝はこのあたりまで。
前編と後編で終わるはずが、
前・中・後編になってしまいました。
続きは次の記事で。