この道を通るたびに | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

おはようございます。



この写真の場所をご存知でしょうか。
以前も一度、ブログ使ったことがある写真です。


ここは国会議事堂の真裏の通り。


写真を撮ったのは「国会図書館前」という交差点。


左手に見えるのが国会議事堂、
右手に見える3棟のビルは議員会館です。

議員会館というのは、
衆参の国会議員の事務所が入っている建物で、
それぞれ地下で国会議事堂とつながっています。


今、私は毎日この道を通って通勤しています。


毎朝、左手に国会議事堂を、
右手に議員会館を見ながら、
銀杏並木の舗道を歩き、
総理官邸の前の交差点を渡って、
合同庁舎8号館という建物に入ります。


国に出向になってからいつも、
この写真の道を歩いている時が、最も

「国に派遣されたんだな~」

と感じる時。

一方で、

「私はこんなところで
 何をしてるんだろう?」


と最も強く思う場所でもあります。



国会議事堂と議員会館の間を
銀杏の悪臭の中を足早に歩き、
総理官邸の前を通って職場に出勤して、
さいたま市の税金でお給料をいただいて、
やっている仕事が地方創生。



もちろん、
この境遇を嘆いているわけではなくて、

むしろ、 感謝 。

そして、 試されてるな~と感じる毎日。



国に派遣されて、各省庁のスタッフや
全国から集まる自治体職員の中で
どんな働きが出来るのか。

そういった日々の業務の中で、
プライベート(私事)はどう調整するのか、
志事ではどんなことに挑戦できるのか。



そして、さいたま市に戻ったら、
地元にどんな貢献が出来るのか。

いろいろと試されている気がします。

今この瞬間だけではなく、将来に亘って。




この道を通るたびに、そんなことを考えます。


勤務地としてこの場所を通るのもあと半年。


きっとこの2年間は、
私の公務員人生の中で特別な2年間になるはず。


そのことに気付くのは、少し先の話かもしれませんが。