「ゆう活」を総括してみよう | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

おはようございます。


終わりましたね~。

ん??何が??

ゆう活 ですよ~!


ゆう活が終わったので、少し総括を。


結論から言うと、ゆう活は、職員を早く退庁させる効果はあったのではないかな?と思います。


職場でも管理職が積極的に声をかけて

ゆう活だからね

と、急ぎの仕事が無ければ帰るよう促していましたので、スタッフも帰りやすかったようです。(少なくとも私は帰りやすかったです)


でも、印象だけの話ではなくて、何か定量的な検証ができないかな~と思って考えたのが、私の仕事の状況を過去と比較してはどうか?という方法。


実は私は、毎日の仕事を小さなまとまりの「タスク」に分解して、それをチャッチャカと片付けるというスタイルで仕事をしておりまして、そのタスクを管理する「タスクマネジャー」なるものをエクセルで作って自己管理しています。

それを見ると、いつどんなタスクが発生して、それをいつ片付けたのかが10年近く前まで確認できます


また、残業時間も当然毎日付けており、それも10年前まで確認できます。


これらを組み合わせると、

 市役所にいた 平成25年度
 内閣府でゆう活が無かった 平成26年度
 内閣府でゆう活があった 平成27年度

この3年間のタスクの処理件数と残業時間を比較することができます。


今回は、ゆう活の期間の7月と8月が他の期間と比べてどう変化があったかを確認するために、上記3年間の、5月6月の2ヶ月間と7月8月の2ヶ月間とで、タスクの処理件数と残業時間がどのように変化していたかを比較しました。


結果が下の表です。



(1)7月と8月は夏休みをとること、
(2)4~6月が結構仕事が多くなりがちなこと

などから、ゆう活が無くても7月8月のタスク処理件数・残業時間は、5月6月に比べて減ることが予想されます。

よって、5月6月と比較した時の7月8月のタスク処理件数・残業時間の「減少幅」の違いを見てみました。

内閣府に来た昨年、平成26年度はゆう活が行われていませんでしたが、それでも7月8月は、5月6月に比べて、タスクの処理件数で6%残業時間は18%減少しています。

一方で、ゆう活が行われた今年度(平成27年度)は、同時期でタスク処理が26%残業時間が32%も減少しました。


もちろん、私一人のデータですし、サンプルも2年分だけですので、定量的にゆう活の効果を証明した、とまでは言えませんが、
これを見てみると、ゆう活によって、昨年度よりも夏の業務量を減らすことに成功している・・・・・・?

と言えなくもない、かも。


いずれにしても、政府全体でのゆう活の効果の検証が待たれますが、私のデータを見る限り、業務量を減らすことには成功していても、残業が減ったからといって生産性まで上がったとまでは言えません。(残業も減りましたが、タスクそのものも減っているので)

更に言えば、ゆう活の効果は、本来、勤務時間の変更によって、勤務外の時間にどのようなメリットが生まれたかで評価されるべきもの。

家族との時間は増えたのか、友人との時間を楽しめたのか、趣味の時間を増やせたのか・・・。

政府の検証では、そのような点の評価もなされることを期待したいと思います。


え?私の勤務外の時間ですか?


そうですね~、朝の通勤はしんどかったですが、夜は有効に使えたと思いますよ!外で楽しんだというよりも、早く帰宅する日が増えましたね。

朝が早いのは辛いので、もう一度やりましょうと言われても、ちょっと遠慮したいですが(^^;