おととい、石破大臣から報道機関に発表された
地域経済分析システム
「ＲＥＳＡＳ（リーサス）」
※ＨＰはこちら
首相官邸HP「地域経済分析システム（RESAS（リーサス））」
官民のビッグデータを使って
地域内・地域間の人・モノ・カネの動きを
分析・可視化することで、
各地域における地方創生の取組を支援するシステム。
ワールドビジネスサテライトでは、
「地方創生の切り札？」
なんて紹介されてましたが。
今週はコイツじゃなかった、
この子にけっこう振り回されましたよ、
地方創生推進室の広報担当としては（笑）
で、やられっ放しじゃつまらないので、
試しに使ってみました。
ホントにちょっと遊んでみた程度ですが（＾＾；
なぜか花火が打ちあがっているトップ画面。
今のver.では、
人口マップ、観光マップと
産業などの自治体比較マップが実装済み。
ということで、
業種ごとの賃金の比較を見てみました。
生活関連サービス業だと東京・千葉の賃金が高い
埼玉県が高い業種は無いかな～
と探してみると……。
お！小売業だと埼玉県の賃金が高い
今度は休日の人の流れを見てみると
こちらがさいたま市浦和区に
どこから人が訪れているか（休日）
対するはさいたま市大宮区に
どこから人が訪れているか（休日）
円グラフだとちょっと分かりにくいですが、
大宮区は県内からだと区内はもちろん、
隣接の北区、見沼区に加え
隣町（？）の上尾市からの来訪が多い。
県外からだと、
お隣東京都の板橋区、北区からが上位ですが、
栃木県宇都宮市と群馬県高崎市が
それに続きます。
一方浦和区は県内からだと区内に続くのは
南区、緑区、中央区といずれも市内。
これに川口市が続く格好です。
大宮区で上位だった上尾市は順位を下げてます。
さらに県外からだと
北区、板橋区、練馬区、足立区、豊島区と
埼玉よりの特別区が５位までを独占します。
宇都宮も前橋も順位を下げています。
都内から浦和に何しに来てるんでしょうね？
これに来訪目的なんかも分かったりすると、
もう少し具体的な施策の立案に活かせそうですが、
このままだと大宮区の職員の立場では
「で、誰に何をプロモーションすればいいの！？」
となりそうです。
そのあたりは、今後追加されるデータなどで
さらにパワーアップするのでしょうか。
さらに事業所数や従業員数、出荷額など、
産業政策に活用するようなデータもあります。
操作性は悪くないと思いますが、
ツイツイいじっているだけで
多くの時間をすごしてしまいそうです。
「ふーん」「へぇ～」って
思っているだけで
一日終わってたなんてことも！？
仕事で使う人は気をつけてください。
それにしても、どうして
Google Chromeでしか動かないような
仕様にしたんでしょう……？
そこが不思議……。
自治体でクロムなんて使ってないのでは？？