小さな町の小さな映画館 | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

昨日、3月28日は、
「上尾に「まちの映画館」をつくる会」
が主催する上映会
「上尾de映画の時間」に行ってきました。





同会は、友人で上尾市役所の佐藤さんが
中心になって運営している会。

定期的に上尾市内の公共施設などで
メンバーがセレクトした映画の上映会を行っていて、
昨夏は、浴衣で講談師の会談を聴くという企画でも
お邪魔させていただきました。


今回の上映会は「小さな町の小さな映画館」という
ドキュメンタリー映画。




北海道浦河町。
人口1万3千人あまりの小さな町にある
90年も続く映画館「大黒館」。

その映画館を守る朴訥なご主人と家族、
そして応援してくれるまちの皆さん。
登場する人がみんなウソみたいに魅力的。

そんな人たちに魅せられて
監督は映画館そのものではなく、
まちの人々の繋がりにカメラを向けます。


映画館を応援したい鶏卵農家さんは、
生活を切り詰めて映画を観に行き、
その鶏卵農家さんを応援したくて
パン屋さんは1個40円の卵を仕入れる。
(卵は本当に上質なんだそうです!!)


そんな風にまちの中で小さいながら
循環する経済、価値の流れ


たくさんの雇用も無いし、
たくさん消費されるわけでもない


でも、豊かに暮らす人々


私は、このドキュメンタリーを、
いつの間にか「映画館」の話ではなく、
「地方における豊かさとは」という
テーマで観ていました。


映画好きの人は、
「まちに唯一の映画館をどう守るか」
という文脈で観るかもしれませんし、

自営業者の人は
「映画館をどう守り継いでいくか」
という文脈で観るのかもしれませんが、

私には、マネー資本主義からの自由
得た人々の暮らしについての映画
として映りました。


きっと、観た人なりの受け止め方がある、
そんな映画です。
ぜひ機会があれば、ご覧ください。